ノババックス社のワクチン接種を行う医療スタッフ=弘前市の鳴海病院

 青森県弘前市は20日、米ノババックス社が開発した組み換えタンパク型の新型コロナウイルスワクチン接種を県内で初めて開始した。

 ノバ社ワクチンは国内4例目の承認を受けた。ファイザー社やモデルナ社製のmRNAワクチンにアレルギーがある人も接種でき、副反応が少ないとされる。武田薬品工業が国内で製造するため、安定供給が見込めるという。

 同日の接種は鳴海病院で行い、約60人がワクチンを打った。パート従業員の女性(57)は「これまでのワクチンは海外製で、副反応も心配だったので接種できずにいた。今回は国産なので安心です」と話した。

 市の接種は18歳以上の市民が対象で、他社製ワクチンを2回接種済みの場合は6カ月以上空ける。接種日は3週間間隔で計5回設け、1日最大150人に対応する。次回は7月11日。申し込みは市のコールセンター(電話0120-567-745、土曜と夜間は休止)まで。

 また、県による接種は27日から県総合健診センターで計4回実施予定。予約は県ホームページやコールセンター(電話0570-007-811)で受け付ける。