青森県は14日、県内で新たに219人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者3人の死亡も公表した。新規クラスター(感染者集団)は八戸市2件、上十三保健所管内1件の計3件発生した。

 検査で陽性が判明した219人の居住地別内訳は、八戸市75人、上十三保健所管内58人、弘前保健所管内41人、青森市30人、三戸地方保健所管内10人、五所川原保健所管内3人、むつ保健所管内2人。117人の感染経路が分かっていない。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」7人を含む感染者は226人。

 八戸市の入所型高齢者施設クラスターでは、40代と70代男性各1人、80代以上女性4人の計6人が感染。3日公表の医療機関クラスター、5日公表の小学校クラスターとの関連が判明し三つのクラスターを合わせた感染者数は関連を含め、95人となった。教育保育施設クラスターは、10歳未満7人が感染し、関連3人の感染も確認された。施設は当面の間、全面休業する。

 上十三管内の通所型障害者施設は10代1人と40~70代男女8人の9人が感染。17日まで施設を休業する。

 県によると、死亡に関して医療機関からの報告遅れがあった。1人は五所川原管内居住の80代以上女性。4日、入院中に死亡した。新型コロナが直接の死因ではないという。また、5月28日と6月9日に計2人が死亡したと公表。性別や死因など詳細は遺族の意向のため非公表。県内の感染者の死亡は累計107人。

 県は、オミクロン株の感染者について、4月は103人中41人(39.8%)、5月は52人中48人(92.3%)がBA.2ウイルスだったと公表。県の小笠原俊彦新型コロナウイルス感染症対策監は「県内ではBA.2への置き換わりが進んでいる。引き続き注視していきたい」と述べた。

 県内の入院者数は前日から13人増え78人。県の確保病床数457床に対する使用率は17.1%に上がった。