青森県は9日、県内で新たに194人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(2日)の219人に比べ25人少ない。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」5人も含めた県内感染者数は199人となった。新規クラスター(感染者集団)が、青森市で3件、八戸市と上十三保健所管内で各1件、合わせて5件発生した。

 検査で陽性が判明した194人の居住地別内訳は、青森市50人、上十三保健所管内41人、八戸市40人、弘前保健所管内33人、五所川原保健所管内10人、むつ保健所管内と三戸地方保健所管内がそれぞれ7人、東地方保健所管内5人、県外1人。85人の感染経路が分かっていない。

 新たなクラスターのうち、青森市の県立高校では10代6人が感染した。県教育委員会によると、6人とも屋外で活動する同じ運動部の生徒。この部活は、3~6日が主会期の県高校総体に出場していたが、発症した生徒は部活動に参加していないという。部活動は、練習前の検温や健康観察などの感染防止対策を講じながら活動し、対策の実施状況はチェックリストで管理職が点検していたとしている。13日まで活動を停止する。

 青森市の小学校クラスターでは、同じ学年の10歳未満7人が感染した。関連も含めた感染者数は12人となっている。同市の保育施設では、10歳未満3人と30代女性3人の計6人が感染し、クラスターに。関連も含めると12人の感染が判明している。

 八戸市の新規クラスターは、教育保育施設で発生。利用者または職員の10歳未満4人、40代女性、50代女性各1人の計6人と、関連6人の計12人が感染した。8日から当面の間、施設の運営を全面休止する。

 上十三保健所管内の職場クラスターの感染者は20~40代男性8人、関連も含めると10人。不特定多数との接触がある職場ではないとしている。

 県内の入院者数は前日から2人減り68人。県の確保病床457床に対する使用率は14.9%に下がった。