東奥日報を開き、アップとルーズの写真を探す児童たち

 青森県八戸市の新井田小学校(成田明彦校長)は9日、東奥日報社販売局NIE・NIB推進部の三浦博史部長を講師に、新聞について学ぶ出前授業を同校で行った。4年1、2組の児童58人が、写真の構図によって読者に伝わる情報に違いがあることを学んだ。

 三浦部長は新聞の役割や構成を説明した後、同じ対象物を大きく写したアップの写真と、広範囲から捉えたルーズの写真を比べ、それぞれの写真から分かること、分からないことを児童に質問。「どちらが良い悪いではなく、新聞を読む人に何を伝えたいかで写真の撮り方や使い方が変わる」と述べた。授業後半には、児童がこの日の朝刊からアップとルーズの写真を探し、その写真が何を伝えているのかを発表した。

 小山穂夏さんは「アップもルーズも、それぞれ良いところとそうじゃないところがあることが分かった」、佐藤龍成君は「新聞の写真は伝えたいことが分かるように載せていると初めて知った」と語った。

 成田校長は「出前授業で児童たちが新聞に触れ、読解力や表現力を鍛えてくれれば」と話した。

 出前授業は、八戸市教委の新聞活用事業の一環として2019年度から行われている。東奥日報社は本年度、7校で13回の出前授業を担当する予定。