青森県は2日、県内で新たに219人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(5月26日)の314人より95人少なく、12日連続で前週の同じ曜日を下回った。新規クラスター(感染者集団)は、東地方保健所管内の医療機関と上十三保健所管内の保育施設で発生。外ケ浜町の外ケ浜中央病院は東奥日報の取材に、クラスターが発生したと明らかにした。

 検査で陽性が判明した219人の居住地別内訳は、青森市53人、上十三保健所管内50人、弘前保健所管内45人、八戸市40人、三戸地方保健所管内12人、むつ保健所管内10人、五所川原保健所管内7人、東地方保健所管内2人。半数以上の124人は、感染経路が分かっていない。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」3人も合わせた県内感染者数は、222人となった。

 県が発表した東地方管内の医療機関(外ケ浜中央病院)クラスターの感染者は、40~80代以上の女性5人で、入院患者や職員らが含まれている。発熱外来と投薬中の通院患者は受け入れを続け、それ以外の新規外来受け付けを停止している。同病院によると、病院では5月30日から6月2日までに、医療従事者ら13人の陽性が判明している。院内感染で広がった可能性があるという。

 上十三管内の保育施設クラスターでは、10歳未満17人、30~50代女性3人の計20人が感染した。1日から全面休業している。

 県全体の入院者数は98人で、前日から1人減った。県の確保病床457床に対する使用率は、21.4%に下がった。