青森県は31日、新型コロナウイルス感染症の後遺症や、新型コロナウイルスワクチン接種後の後遺症がある人向けの医療提供体制を示した。まずかかりつけ医やワクチン接種を受けた医療機関を受診し、医師がより専門的な診療が必要と判断した場合は、県内6保健医療圏それぞれにある中核的な病院を紹介する。県庁で開いた危機対策本部会議で、内容を説明した。

 新型コロナの療養期間を終えた後も倦怠(けんたい)感や息切れなどの症状が続いている人や、ワクチン接種後の接種部位の痛みなど症状が長引いている人に対する診療の仕組みを整えるため、県が県医師会と調整を進めていた。かかりつけ医がいない人や、集団接種でワクチンを受けた人は、県のコールセンター(電話0120-123-801)で相談を受け付ける。

 後遺症の専門的な診療を行う医療機関として、県は15病院に対応を依頼した。これらの病院の受診には紹介状が必要となる。

 県の危機対策本部会議では、政府が改定したマスク着用の考え方についても確認した。県は、マスク着用は引き続き基本的な感染対策の一環として位置付けつつ▽屋内で会話する場合はマスク着用を勧める▽屋外で会話がほとんどない場合はマスクが不要▽2歳未満はマスク着用を勧めない▽2歳以上の未就学児に一律のマスク着用は求めない-など、政府の方針に沿って対応する。