若き日に胸を借りた先輩がはさみを入れると、淡々とした表情が一変。こみ上げる涙があふれた。29日、両国国技館で引退相撲を執り行った元関脇安美錦の安治川親方(43)=青森県深浦町出身、本名・杉野森竜児=は、長男丈太郎ちゃん(4)と一緒に同じ化粧まわしを着けて土俵入り。果たせずにいた“夢”をかなえた。引退から3年弱。伊勢ケ浜部屋で後輩を指導しつつ大学院で学ぶなど、第二の相撲人生を切り開く中で迎えた断髪式。「自分の部屋を持つ夢に向かってもっと勉強する」と新たな目標も口にした。

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