青森県は26日、県内で新たに314人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち東地方保健所管内の感染者数は24人と1日当たりで過去最多に。同管内では、入所型高齢者施設で18人が感染するクラスター(感染者集団)が発生した。新規クラスターはほかに青森市、八戸市、むつ保健所管内の各1件も加え、計4件確認された。

 検査で陽性が判明した314人は、前週(19日)の407人より93人少なく、5日連続で前週の同じ曜日を下回った。居住地別内訳は東地方管内のほか、青森市98人、弘前保健所管内59人、八戸市47人、むつ保健所管内33人、上十三保健所管内24人、三戸地方保健所管内17人、五所川原保健所管内12人。132人の感染経路が分かっていない。

 検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」15人も合わせると、県内感染者数は329人となった。

 東地方管内の入所型高齢者施設クラスターで感染した18人は職員または利用者の30~80代以上男女で、うち60代が5人、70代が4人、80代以上が6人。関連も含めると20人の感染が判明している。施設内で複数の人が発症したことを受け、広範に検査をして感染を確認した。

 八戸市でも入所型高齢者施設でクラスターが発生し、80代以上5人、70代1人、20代1人の計7人(全員女性)と、県外で陽性を確認した1人を合わせた8人が感染した。施設は職員と利用者合わせて約70人規模。市によると、現在も最低限の体制で施設を運営している。

 むつ保健所管内の入所型障害者施設では40~70代男女7人の感染が分かり、クラスターと認定を受けた。青森市の保育施設クラスターは、10歳未満5人と20~60代女性4人の計9人、関連も含め10人が感染。施設は21日から一部休園措置を講じている。

 県内の入院者数は前日から2人増え112人、県の確保病床457床に対する使用率は24.5%に上がった。県はこのほか、4月下旬の感染者のうち5人について、オミクロン株による感染が確定したと明らかにした。うち2人が派生型の「BA.2」ウイルスだった。