青森県は25日、県内で新たに264人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週(18日)の344人より少なく、感染確認は4日連続で前週の同じ曜日を下回った。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」16人も含めた感染者数は280人。青森市と八戸市の小学校などで計3件の新規クラスター(感染者集団)が発生した。

 検査で陽性が判明した264人の居住地別内訳は、八戸市72人、青森市60人、弘前保健所管内60人、上十三保健所管内22人、三戸地方保健所管内20人、むつ保健所管内18人、五所川原保健所管内12人。131人は感染経路が分かっていない。

 青森市の小学校クラスターの感染者は、10代19人と40代男性1人の計20人。関連する10~50代の男女23人と合わせ、43人の陽性が判明した。学校は16~18日に1クラスを学級閉鎖とした。

 八戸市は教育保育施設と小学校で計2件のクラスターが発生。教育保育施設では22~25日公表の10歳未満8人、40代女性3人の計11人の感染を確認した。24日から当面の間休園する。18日公表の別の教育保育施設クラスターとの関連が判明し、両クラスターを合わせた感染者数は関連含め57人となった。

 同市の小学校では19~25日公表の10代7人が同一学年の複数クラスに所属。27日まで学年閉鎖の措置を取る。関連4人を含め計11人のクラスターとなっている。

 県内の入院者数は前日と同数の110人。県の確保病床457床に対する使用率は24.1%で変わらない。

 県はこのほか、4月中旬から下旬の感染者のうち9人のウイルスがオミクロン株だったと明らかにした。このうち派生型の「BA.2」ウイルスを上十三管内の3人、五所川原管内の1人から検出。BA.2ウイルスの感染確認は累計で48人となった。

 また、八戸市は、24日公表の感染者1人の発表を取り下げ、みなし陽性として発表した。県内の感染確認累計は5万5298人(みなし陽性除く)となった。