青森県は21日、県内で新たに370人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者1人の死亡も公表した。新規クラスター(感染者集団)は青森市1件、東地方保健所管内1件の計2件発生した。

 検査で陽性が判明した370人の居住地別内訳は、青森市103人、弘前保健所管内84人、八戸市55人、むつ保健所管内44人、三戸地方保健所管内35人、上十三保健所管内28人、五所川原保健所管内18人、東地方保健所管内3人。4割超の177人の感染経路が分かっていない。検査せずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は15人で、みなし陽性を含む感染者数は385人。

 青森市では障害者施設でクラスターが発生。20~21日公表の20~70代男女13人が感染した。今後約80人の検査を予定している。施設の特性上、マスク着用ができない利用者もいた。施設は入所型施設と通所型施設が併設されており、通所型施設は20日から当面の間、休業する。

 東地方保健所管内の入所型高齢者施設では、20日公表の30~80代以上男女5人のクラスターとなった。今後約10人を検査する。

 県によると、亡くなったのは上十三管内居住の80代以上女性。20日、入院中に死亡した。県は新型コロナが直接の死因ではないとしている。県内の感染者の死亡は累計104人となった。

 入院者数は前日から1人減の106人。県の確保病床数457床に対する使用率は23.2%。重症は1人、中等症は10人となっている。