米軍の基地(きち)があり、たくさんの米国人が住む三沢市。サッカーを通じて子どもたちの友情(ゆうじょう)を深めようと、16日夕方、交流試合が市内のサッカー場で開かれました。子どもたちは、片言(かたこと)の英語や日本語で一生けんめいコミュニケーションをとりながら、仲良くボールを追いかけました。
試合には、市内のクラブチーム「FC MISAWA」のU-12(12歳(さい)以下)の選手と、米国から「ミサワ・ユナイテッド」のキッズチームが参加しました。日本対米国で対戦した後は、お互(たが)いの選手を組み合わせて混成(こんせい)チームを結成。声をかけ合ってパスを回し、シュートをねらいました。
試合が終わると、米国の選手たちは、ハロウィーンのお菓子(かし)をFC MISAWAにプレゼント。一緒(いっしょ)にピザも食べました。
ミサワ・ユナイテッドのリリー・マルムさん(9)=ソラーズ小4年=は「日本のみんなはプレーが上手だった。日本語も勉強できて楽しかった」、FC MISAWAの立花(たちばな)旭(あさひ)君(10)=三沢小5年=は「同点だったけど、いい試合ができてよかったです」と笑顔(えがお)でした。