青森県は18日、県内で新たに344人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」2人も含めた感染者数は346人。弘前保健所管内と三戸地方保健所管内の通所型高齢者施設や、八戸市の教育保育施設で計4件の新規クラスター(感染者集団)が発生した。

 検査で陽性が判明した344人の居住地別内訳は、八戸市70人、青森市65人、弘前保健所管内63人、三戸地方保健所管内41人、むつ保健所管内39人、上十三保健所管内37人、五所川原保健所管内28人、東地方保健所管内1人。県全体の新規感染者数のうち157人は感染経路が分かっていない。

 弘前管内の通所型高齢者施設クラスターは、20~80代以上の男女計12人が感染。うち80代以上が5人、70代が2人だった。

 三戸地方管内の同施設は、20~80代以上の男女8人に加え、県外2人の陽性が判明。計10人のクラスターとなっている。今後約20人が検査予定という。

 八戸市はいずれも教育保育施設で2件のクラスターを確認した。1件目は10歳未満5人、30代女性と40代女性が1人ずつの計7人。2件目は10歳未満4人と40代女性1人の計5人。両施設は17日から当面の間休園する。

 県内の入院患者数は前日から16人増え107人に。県の確保病床457床に対する使用率は23.4%に上がった。

 県はこのほか、4月下旬の感染者のうち12人のウイルスがオミクロン株だったと明らかにした。このうち派生型の「BA.2」ウイルスを弘前管内の6人、八戸市の1人から検出。BA.2ウイルスの感染確認は累計で44人となった。