青森県は17日、県内で新たに338人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」は12人で、みなし陽性を合わせた感染者数は350人となった。新規クラスター(感染者集団)は、青森市で2件、八戸市とむつ保健所管内で各1件発生した。

 検査で陽性が判明した338人の居住地別内訳は、弘前保健所管内94人、八戸市69人、上十三保健所管内65人、青森市45人、むつ保健所管内40人、三戸地方保健所管内18人、五所川原保健所管内5人、東地方保健所管内2人。むつ管内の新規感染者数は、15日の30人を上回り過去最多となった。県全体の新規感染者数の半数超の188人は、感染経路が分かっていない。

 むつ管内では、小学校で新たにクラスターが発生した。感染したのは10歳未満9人と10代1人の計10人、関連含め12人。感染は複数の学年にまたがっているが、感染者が集中しているのは特定の学級という。一部のクラスで学級閉鎖措置を講じている。

 青森市では、同じ職場内の関係者20~40代男女12人が感染し、保健所が職場クラスターと認定。同市の入所型高齢者施設クラスターでは、30~70代の男女5人(うち70代1人)、関連を含め7人の感染が判明した。

 八戸市の教育保育施設クラスターは、10歳未満の利用者4人と50~60代女性職員2人の計6人が陽性となった。関連を含めた感染者は13人。利用者・職員合わせて約60人規模の施設だという。このほか、15日公表の八戸市の医療機関クラスターでは、新たに30~80代以上の職員・入院患者合わせて9人の感染が判明。同クラスターの感染者は17人になった。

 県内の入院患者数は前日から2人減り91人に。県の確保病床457床に対する使用率は、19.9%に下がった。