青森県は15日、県内で新たに299人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち感染経路不明は144人。9日ぶりに前週と同じ曜日の感染者数を下回った。感染者1人の死亡が確認されたほか、新たにクラスター(感染者集団)が八戸市、五所川原保健所管内、上十三保健所管内で1件ずつ発生した。

 検査で陽性が判明した299人の居住地別内訳は、青森市71人、八戸市60人、弘前保健所管内58人、むつ保健所管内30人、五所川原保健所管内28人、上十三保健所管内23人、三戸地方保健所管内21人、東地方保健所管内7人、県外(青森県以外の東北地方)1人。むつ管内の新規感染者数は過去最多となった。

 検査をせずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」はゼロだった。

 死亡したのは五所川原管内居住の80代以上女性。新型コロナに感染して入院しており、14日に新型コロナが原因で亡くなった。

 新規クラスター3件のうち、八戸市の1件は医療機関。市や県によると、入院患者と職員の40~80代以上の男女8人の陽性が判明。院内で感染が広がったとみられる。この医療機関は病床数が100床程度で、当面の間、新規の入院患者の受け入れを見合わせるほか、外来診療も16、17日は休診するという。

 五所川原管内の入所型高齢者施設では、入所者または職員である30~80代以上の男女計6人が感染し、クラスターと認定された。上十三管内のクラスターは職場。20~50代の男女5人が感染した。不特定多数の人と接する職場ではないという。

 県内の入院患者数は前日比10人減の84人。確保病床437床に対する使用率は19.2%で、今月4日以来11日ぶりに使用率が20%を割り込んだ。