青森県は9日、県内で新たに363人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規クラスター(感染者集団)は、学校で3件発生。県内の感染発表は3日連続で300人を超えた。

 9日発表の感染者の居住地別内訳は、弘前保健所管内90人、青森市75人、八戸市73人、五所川原保健所管内44人、三戸地方保健所管内24人、上十三保健所管内23人、むつ保健所管内18人、東地方保健所管内14人、県外(北海道居住)2人。133人の感染経路が分かっていない。

 新たなクラスター3件のうち、五所川原保健所管内の高校では10代11人が感染した。県や県教育委員会によると、11人全員が屋内で活動する運動部に在籍する生徒で、部活動を通じて感染が拡大したとみられる。5日から活動を停止している。関連も含めると12人の感染が判明している。

 ほかのクラスター2件は、いずれも小学校で発生した。八戸市では、同じ学級の10歳未満児童5人が感染した。関連も含めた感染者数は9人。上十三保健所管内でも、特定の学級に所属する10歳未満5人の感染が確認された。

 県が8日に発表した新規感染者数は362人。居住地別の内訳は、青森市84人、八戸市76人、弘前保健所管内75人、上十三保健所管内44人、五所川原保健所管内41人、三戸地方保健所管内28人、むつ保健所管内12人、県外2人。230人の感染経路が不明となっている。

 8日は、むつ保健所管内での会食クラスター発生も明らかになった。感染が判明したのは50~60代男女6人で、全員が会食の参加者。会食は屋外で、飲酒を伴って行われた。

 9日現在の入院者数は前日から1人増え92人、県の確保病床437床に対する使用率は21.1%に上がった。前日はゼロだった重症患者が1人に増えた。

 大型連休の人の往来と、現在の感染状況との関連性について、県の小笠原俊彦新型コロナウイルス感染症対策監は「連休中の検査が少なかった影響から増えているのか、感染者数そのものが増えているのか、もう少し状況を見る必要がある」と話した。