青森県は2日、県内で新たに154人の新型コロナウイルス感染を確認した。新規感染者数が200人を下回るのは、4月18日(153人)以来。大型連休などで検査数が少なかったことが一因とみられる。県内の学校と教育保育施設で新たに5件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 検査で陽性が判明した154人の居住地別内訳は多い順に八戸市85人、五所川原保健所管内26人、青森市14人、弘前保健所管内と上十三保健所管内が各8人、むつ保健所管内7人、三戸地方保健所管内4人、東地方保健所管内と県外(北海道)が各1人。感染経路不明は72人。ほかに、検査をせずに症状などから感染を判断する「みなし陽性」は17人で、みなし陽性も含めた2日の県内感染者数は171人となった。

 新規クラスター5件の保健所別の内訳は青森市1件、八戸市3件、上十三管内1件。

 青森市のクラスターは県立高校。市や県教育委員会によると、陽性が判明した生徒9人のうち8人が同じ文化部に在籍しているという。関連する形で他に4人の感染も分かった。

 八戸市の3件は教育保育施設2件と中学校。1件目の同施設では利用者または職員の10歳未満8人と30代女性1人、他に関連する7人の感染が判明。25~30日に運営を休止し、2日から再開した。2件目の施設は利用者または職員の10歳未満14人と20代女性1人、他に関連する6人が感染した。4月26日から当面の間運営を休止する。中学校では複数学年の生徒11人の陽性が判明した。一つの運動部を中心に感染が拡大したとみられる。関連して3人が感染。2日に臨時休校の措置を取った。

 上十三管内のクラスターは小学校。10歳未満と10代計9人が感染した。特定の学級で感染が広がったとみられ、2日まで学級閉鎖とした。