青森県は28日、県内で新たに407人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規クラスター(感染者集団)は、三戸地方保健所管内で3件発生。入院患者のうち、重症者が1月27日以来3カ月ぶりにゼロとなった。

 検査で陽性が判明した407人の居住地別内訳は、八戸市126人、弘前保健所管内87人、三戸地方保健所管内64人、青森市56人、上十三保健所管内36人、五所川原保健所管内26人、東地方保健所管内6人、むつ保健所管内3人、県外3人(東北地方2人、四国地方1人)。4割超の179人は、感染経路が分かっていない。検査せず症状などから医師が感染したと判断する「みなし陽性」2人も含めた県内感染者数は409人となった。

 三戸管内の新規クラスター3件のうち2件は、保育施設で発生した。1件目は10歳未満20人、20~60代男女3人の計23人が感染した。ほかに、関連する感染者が2人いる。施設は検査対象者を休ませた上で、運営を継続している。

 もう1件の保育施設の感染者は、10歳未満6人と30代女性2人の計8人。利用者や職員ら約50人が検査を終え、今後20人の検査を予定している。5月5日まで、園児全員に登園自粛を呼びかけている。

 三戸管内では小学校のクラスターも発生。10歳未満6人と50~60代女性2人の計8人、関連も含め12人の感染が判明している。現時点では、特定の学年で感染者が確認されている。

 入院患者数は、前日から3人増え101人に。県の確保病床数437床に対する使用率は、23.1%に上がった。

 県はこのほか、4月上旬の感染者のうち16人のウイルスが、オミクロン株と確定したと明らかにした。このうち、派生型の「BA.2」ウイルスを弘前管内の4人と三戸管内1人の計5人から検出した。BA.2ウイルスの感染確認は累計で23人となった。