青森県は22日、県内で新たに414人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」40人も含めると、感染者数は454人となった。新規クラスター(感染者集団)が、八戸市で3件、上十三保健所管内で1件の計4件発生した。

 検査で陽性が判明した414人の居住地別内訳は、八戸市125人、上十三保健所管内85人、弘前保健所管内76人、三戸地方保健所管内48人、五所川原保健所管内40人、青森市36人、むつ保健所管内4人。およそ4割の169人は、感染経路が分かっていない。

 八戸市のクラスターは、市内の中学校2校と教育保育施設で発生した。1件目の中学校では10代8人、関連も含めると17人が感染。2件目の中学校の感染者は10代10人、関連含め20人が確認されている。市によると、ともに運動部の部活動を通じて感染が拡大したとみられる。

 同市の教育保育施設では、10歳未満7人と20~40代女性4人の計11人の感染が判明した。職員と利用者合わせて160人程度の施設で、21日から施設を全面休止している。

 上十三管内のクラスターは職場で発生。10代1人と40~50代男性4人の計5人が、同じ職場内で感染したとみられる。職場は14~21日の期間で休業した。

 県全体の入院患者数は前日から4人増え96人に。確保病床437床に対する使用率は22.0%に上がった。入院患者のうち中等症患者は、前日から10人減り7人となった。

 県は引き続き、感染状況の評価をレベル2(警戒を強化すべきレベル)に据え置いている。22日に公表したレベル分類の各種指標では、1週間当たりの新規陽性者数が2377人となり、前週の3120人と比べると4分の3程度に減少した。感染者に占める70代以上の割合や病床使用率、重症病床使用率などに大きな変化はなかった。

 県は「県内で新型コロナに感染し、医療が必要となった人への診療はしっかりできている」との認識を示した。