東奥文化選奨

◎「第4回東奥文化選奨」候補者の推薦受け付け開始

 東奥日報文化財団では、本県芸術・文化活動の活性化と底辺拡大を目的に、新たな表彰制度として「東奥文化選奨」を創設いたしました。
  第4回の候補者推薦の受け付けを開始しました。
  財団会員の皆さまは、下記推薦書(個人会員用、法人・文化団体会員用)に推薦理由や候補者の業績・経歴をご記入の上、ご推薦いただきますようお願いいたします。受付期間は9月末日までです。
  皆さまよりご推薦いただいた候補は、11月の運営審議会で選考、翌年2月の理事会で決定する予定です。

 ●東奥文化選奨推薦書 個人会員用(PDF)
 ●東奥文化選奨推薦書 文化団体・法人会員用(PDF)

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◎第3回東奥文化選奨贈呈式が行われました    

光る 無二の表現 第3回東奥文化選奨 5個人1団体に贈呈

 

 東奥日報文化財団(理事長・塩越隆雄東奥日報社社長)は27日、第3回東奥文化選奨の贈呈式を青森市の東奥日報社本社7階ホールで行い、川柳作家の濱山(はまやま)哲也さん(57)=つがる市、フルート奏者の竹澤聡子(さとこ)さん(39)=青森市、バトントワリングの小笠原祐子(ゆうこ)さん(36)=八戸市、漫画家の花沢健吾さん(44)=八戸市出身で東京在住、囲碁の古川元(こがわげん)さん(35)=弘前市、今別町の荒馬(あらま)保存会の活躍をたたえた。

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贈呈式で喜びのあいさつをする(左から)
濱山哲也さん、竹澤聡子さん、小笠原祐子さん(代理の吉田悦子さん)、古川元さん、
今別町の荒馬保存会(3人)=青森市の東奥日報社(本社撮影)


  東奥文化選奨は、芸術・文化分野で実績を上げている新進気鋭の作家・表現者であるとともに、将来的に本県の芸術・文化の普及振興への貢献が期待される本県在住または出身者を対象に毎年1回選定。今年は同財団の2月の理事会で5個人1団体が決定した。
 濱山さんは川柳王国と呼ばれる本県の中でも注目される存在で、第10回現代川柳大賞(2012年)など受賞。フルート奏者の竹澤さんはリド国際音楽コンクール(スイス)で1位を獲得するなど世界レベルの実力を持ちながら、地元青森に戻り精力的にコンサートなどを企画している。
 小笠原さんは06年の世界バトントワリング選手権大会のペア・シニア部門で1位を獲得。現在はバトンチームを主宰し後進の指導に当たっている。花沢さんは代表作「アイアムアヒーロー」が800万部の大ヒットを記録するほか映画化されるなど日本コミック界をけん引する一人で、13年には小学館漫画賞を受賞した。
 棋士(アマ六段)の古川さんは県内3大タイトルで名誉称号を取得するほか、本年度の全国アマ本因坊戦で準優勝に輝くなど棋力は全国屈指。今別町荒馬保存会は今別、大川平、二股の3保存会が対象で、過疎化が進む地域社会で郷土芸能を守り続けるとともに町活性化に努めている。
 贈呈式には同財団の理事や評議員のほか、県内の文化団体関係者ら約60人が出席。塩越理事長が5個人1団体に表彰状と金一封、トロフィーを手渡した。
 また、来賓を代表して佐々木郁夫副知事が「それぞれの方が芸術・文化分野で人材育成の原動力となっている」と祝辞。塩越理事長が「受賞者の皆さんがさらなる飛躍を遂げるとともに、芸術と文化を通して本県に元気を与えてくれることを期待します」とあいさつを述べた。
「恐悦至極」「音楽文化の発展に力注ぐ」「たくさんの夢に向かい精進」「伝統芸能を守り、町に貢献」─。27日に行われた第3回東奥文化選奨贈呈式では、5個人1団体の受賞者や関係者が感謝の言葉を述べ、さらなる飛躍を誓った。

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東奥文化選奨贈呈式後の昼食会で、     贈呈式記念撮影(本社撮影)
フルートを演奏する竹澤さん(本社撮影)。


第3回東奥文化選奨贈呈式 「夢に向け精進」「伝統芸能守る」 受賞者ら飛躍誓う

   「何よりうれしいのは、『恐悦至極』という言葉を生まれて初めて使えたこと。受賞が決まってすぐに(本県川柳界の重鎮)高田寄生木(やどりぎ)さんから手紙が来たが、内容は『今回は期待を込めての賞ですから、これからが本番ですよ』。祝福というよりもほとんど脅しだった」と、独特のユーモアで笑いを誘ったのは川柳作家の濱山哲也さん。「青森県は川柳王国。今回の賞をゴールではなく、スタートとしてたすきを引き継いでいくことが自分の使命」と決意を語った。
 フルート奏者の竹澤聡子さんは「活動の拠点を青森に移して10年余り。昨日より今日、今日より明日と高みを目指して歩んでこられた」と振り返った。欧米では、若い世代にクラシック音楽に親しんでもらうため、演奏家がさまざまな形態でコンサートを行っていることを紹介し「青森でもそのような機会を増やし、身近に音楽に触れられる環境をつくっていくことが私の目標」と述べた。
 「囲碁を3年間やめ、すさんだ生活を送った時期もあったが、心の片隅には『過去の自分よりも強くなりたい』という思いが常にあった」としみじみ語ったのは囲碁の古川元さん。今年2月、プロ棋士とトップアマが参加した公式戦「第25期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦」に本県アマとして初出場し、プロ相手に2勝したことを挙げ「次の夢は、子どもたちに囲碁を通して人生のヒントを見つけてもらうこと。そのためにも選手として結果を残し続け、普及活動にまい進したい」と意気込んだ。
 今別町の荒馬保存会を代表してスピーチした嶋中卓爾さんは「伝統芸能を受け継いでこられたのは、町民をはじめ祭りを愛してくれた皆さんのおかげ。受賞を契機に今後も伝統芸能を守り、町に貢献できるよう頑張りたい」と力を込めた。
 全国大会参加中で欠席したバトントワリングの小笠原祐子さんは「最近は少子化などで部活動としての活動が難しくなった。今後はクラブチームとしての活動を通して子どもたちの成長をサポートしたい」と、ビデオメッセージでコメント。
漫画家の花沢健吾さんは連載執筆のため欠席。「八戸での18年間が自分の性格や価値観の形成に強く影響を与え、創作の方向性を指し示している。その価値観をいっそう大切にしながら、新しいものを貪欲に取り入れて成長し続けたい」とのメッセージを寄せた。贈呈式後に開かれた昼食会では、竹澤さんがフルートの演奏で花を添えたほか、受賞者の関係者がお祝いの言葉を述べ、終始和やかなムードに包まれた。

 

 ◎第3回東奥文化選奨 5個人・1団体に決定

東奥日報文化財団(理事長・塩越隆雄東奥日報社社長)は19日、青森市のホテル青森で理事会を開き、第3回東奥文化選奨を川柳作家の濱山(はまやま)哲也さん(56)=つがる市、フルート奏者の竹澤聡子さん(39)=青森市、バトントワリングの小笠原祐子(ゆうこ)さん(36)=八戸市、漫画家の花沢健吾さん(44)=八戸市出身で東京在住、囲碁の古川元(こがわげん)さん(35)=弘前市、今別町の荒馬(あらま)保存会の5個人1団体に贈ることを決めた。

◎個人

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濱山哲也さん   竹澤聡子さん   小笠原祐子さん 花沢健吾さん   古川元さん
                                  (順不同)
 ◎団体
今別町荒馬保存会 (今別・大川平・二股)

   東奥文化選奨は、芸術・文化分野で実績を上げている新進気鋭の作家・表現者であるとともに、将来的に本県の芸術・文化の普及振興への貢献が期待される本県在住または出身者を対象に毎年1回選定している。贈呈式は3月27日に青森市第二問屋町の東奥日報社本社7階ホールで開く。
 濱山さんは川柳王国と呼ばれる本県の中でも注目される存在で、第10回現代川柳大賞(2012年)など多くの受賞歴を誇る。フルート奏者の竹澤さんはリド国際音楽コンクール(スイス)で1位を獲得するなど世界レベルの実力を持ちながら地元青森に戻り、精力的にコンサートを企画するほか、後進の育成にも取り組んでいる。
 小笠原さんは06年の世界バトントワリング選手権大会のペア・シニア部門で1位を獲得。現在はバトンチーム「アリエス」を主宰し、数々のイベントに参加するほか指導にも当たっている。花沢さんは代表作「アイアムアヒーロー」が大ヒットを記録し、映画化されるなど一線で活躍する人気漫画家で、13年には小学館漫画賞を受賞した。
 古川さんは県内3大タイトルで名誉称号を取得するほか、本年度の全国アマ本因坊戦で準優勝に輝くなど棋力は全国屈指。今別町荒馬保存会は今別、大川平、二股の3保存会が対象で、高齢・過疎化が進む地域社会で郷土芸能を守り続けるとともに、町活性化に努めている。

 

◎第2回東奥文化選奨贈呈式が行われました

第2回東奥文化選奨贈呈式 金多豆蔵主宰・木村さん ねぶた制作者・北村さん 書道家・鎌田さん 伝統、新風、光る活躍

 東奥日報文化財団(理事長・塩越隆雄東奥日報社社長)は24日、第2回東奥文化選奨の贈呈式を青森市の東奥日報社本社7階ホールで行い、「金多豆蔵一座」主宰者の木村巌(いわお)さん(52)=中泊町、ねぶた制作者の北村麻子(あさこ)さん(34)=青森市、書道家で高校教諭の鎌田舜英(しゅんえい)(本名・白木佳乃)さん(57)=平川市=の活躍をたたえた。
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左から金多豆蔵一座の木村巌さん、ねぶた制作者の北村麻子さん、
書道家の鎌田舜英さん

 金多豆蔵一座主宰者の木村さんは、110年続く津軽伝統の人形芝居の3代目として活躍。津軽鉄道の津軽中里駅内にある劇場を拠点に、巧みで創造性豊かな人形使いを披露し、高く評価されている。人形芝居は中泊町の無形民俗文化財。
 北村さんは、大型ねぶた制作者としてデビューした2012(平成24)年に、新人ながら異例の優秀制作者賞を受賞。女性初のねぶた制作者としての豊かな感性と発想が全国的に注目され、その後も2度にわたって同賞を獲得している。
 書道家の鎌田さんは日展入選、創玄展準大賞のほか、毎日書道展秀作賞を5回受賞するなど全国レベルでの活躍が光る。一方、高校教諭として後進の指導・育成に当たるなど、本県の文化発展に貢献していることが評価された。
 また、来賓を代表して佐々木郁夫副知事が3氏に対して「これからも文化を通して、人々の心に癒やしと希望を与え続けてください」と祝辞。池田専務理事が「本県の芸術、文化の一層の発展を祈るとともに、それぞれの分野でさらなる飛躍を期待します」とあいさつを述べた。

木村さん・地域の支えで後世に 北村さん・人の心に明るい光を 鎌田さん・まだ若輩もっと勉強
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壇上で受賞の喜びや抱負を語る(左から)木村巌さん、北村麻子さん、鎌田舜英さん

「名誉ある賞をいただき、身に余る光栄」「推薦してくれた人に心から感謝したい」─。24日に行われた第2回東奥文化選奨贈呈式で、「金多豆蔵一座」主宰者の木村巌さん(中泊町)、ねぶた制作者の北村麻子さん(青森市)、書道家で高校教諭の鎌田舜英さん(平川市)は、受賞の喜びと周囲への謝意を示しながら、さらなる精進を誓った。
 木村さんは、伯父でもある2代目の故木村幸八(こうはち)さんに弟子入りした際「芸は人から教わるものではなく、自分で見て聞いて、体で感じ、身に付けるものだ」と教わったことを紹介。
 「何度か挫折しそうになったが、そのたびに地域の支援があり、ここまで活動してこられた。(金多豆蔵を)後世に残せるよう、より一層頑張る」と語った。
 北村さんは「ねぶたの制作をさせていただいてから今年で6年目になるが、経験や実績はまだまだ。期待を込めてくださっての今回の受賞だと思う」と話した上で「応援してくれる人や支えてくれるスタッフへの感謝の気持ちを忘れず、ねぶたの明かりで一人でも多くの人の心に明るい光をともせるよう、制作を続けていきたい」と力を込めた。
 鎌田さんは「受賞は全くの驚き。たくさんの方々の応援がなければ、なかったことと思う」と感謝。
 県内の書道団体関係者らの名前を挙げ「自分は、シベリアに向かうハクチョウのようにはまだ飛び立てない若輩者。これからたくさん勉強して人間としてもっと成長し、自分自身が皆さんの力になりたい」と決意を述べた。

 

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東奥文化選奨について

1.(目的)
 東奥日報文化財団(以下「財団」という)は、芸術・文化の分野で実績をあげている新進気鋭の作家、表現者等で、本県の芸術・文化の普及、振興に大いに貢献している者、また今後、一層の貢献が期待される者に対し、「東奥文化選奨」を贈る。

2.(表彰の対象)
 表彰の対象は、本県在住者、本県出身者など、本県に関わりの深い者とする。

3.(候補者の推薦)
 表彰の候補者については、財団の文化団体会員及び文化団体に属する個人会員、並びに東奥日報社が推薦する。

4.(選考方法)
 選考に当たっては、事務局において、各団体等の推薦者を事前審査の上、候補者リストを作成し、運営審議会に諮問する。理事会は、運営審議会の答申を受けて、表彰者を決定する。

5.(表彰)
 東奥文化選奨受賞者には、表彰状とクリスタルグラスおよび副賞を贈る。

6.(表彰式)
 受賞者の決定・発表は、2月とし、3月に表彰式を行う。