東奥日報 東奥スポーツ賞


第8回東奥スポーツ賞

 第8回東奥スポーツ賞各賞の受賞者は1団体2個人です。東奥スポーツ賞は全国選抜高校相撲弘前大会個人戦で県勢16年ぶりの優勝を果たし、東京国体の少年個人でも頂点に立った斉藤学さん(18)=三本木農3年=と、JOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニアバドミントン選手権ジュニア新人男子シングルス(中学2年生以下)で、大会史上初めて小学生王者に輝いた奈良岡功大君(12)=浪岡南小6年=に贈呈。東奥スポーツ功労賞は、五輪選手をはじめ国内トップの女子アイスホッケー選手を輩出した八戸レッズ女子アイスホッケークラブに贈ります。

東奥スポーツ賞
  ▽ 相撲・斉藤学さん(三農)−個人タイトル2冠
  ▽ バドミントン・奈良岡功大君(浪岡南小)−国内外大会で優勝

東奥スポーツ功労賞
  ▽ 八戸レッズ女子アイスホッケークラブ−五輪選手3人輩出



■ 相撲・斉藤学さん(三農)−個人タイトル2冠

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東京国体相撲少年個人の部も制した斉藤学さん=2013年9月30日
 三本木農業高校入学直後から取り組んできた突き押し相撲が、高校最後のシーズンに花開いた。2013年2月の全国選抜高校相撲弘前大会の個人戦で県勢として16年ぶりの優勝を飾ると、秋の東京国体でも少年個人の部を制した。

 岩手県二戸市出身。親元を離れ、寮生活を送りながら相撲に打ち込んできた。特に今季は「自分が負けるわけにはいかない」という最上級生の自覚と意地をバネに、念願だった個人戦のタイトルも手にした。

 同年8月の全国高校総体個人では思うような結果を残せず落ち込んだが、チームメートや小笠原史男監督が支えてくれた。「周りの励ましがあって、もう1回勝ちたいという気持ちになった」と立ち直り、国体での活躍につながった。

 卒業後は日本大学に進学し競技を続ける予定。「大学でもタイトルを取れるように頑張りたい。将来は指導者として相撲に恩返ししたい」と部活引退後も後輩と稽古を続ける。





■ バドミントン・奈良岡功大君(浪岡南小)−国内外大会で優勝

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JOCジュニアカップで優勝するなど、2013年に大きく飛躍した奈良岡功大君
 バドミントン界期待の12歳は2013年、国内外でとびきりの輝きを放った。

 9月に行われたJOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア選手権では、ジュニア新人男子シングルス(中学2年生以下)で見事優勝。小学生で頂点に立ったのは、大会史上初めてだった。10〜11月の台湾小学生大会では、12歳以下の部単・複で2冠を達成した。

 6歳から父・浩さんが主宰するクラブで競技を始めた。1日2時間の練習に加え、工夫を凝らしたトレーニングに励む。家の自室の壁を、対面コートに見立ててシャトルを打つ「壁打ち」。手首を鍛えるため、お湯を張った風呂の中に手を突っ込み、しゃもじを振り続けるのが日課だ。トップ選手のプレーを、日々DVDでチェックするのも忘れない。

 目指すは、6年後の東京五輪出場。「まだまだ大舞台はかすんで見える程度。もっともっと努力して、目標に近づいてみせる」と意気込みを語った。





■ 八戸レッズ女子アイスホッケークラブ−五輪選手3人輩出

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国内トップ選手を目指して日々の練習に励む八戸レッズ女子アイスホッケークラブのメンバーたち
 ソチ冬季五輪女子アイスホッケーに出場する近藤陽子、中村亜実両選手、近藤選手とともに長野五輪に出場した鈴木あゆみ選手が巣立った名門チームだ。

 前身は丸光女子アイスホッケークラブ。1987年に10年以上の活動を経て一度解散したが、89年に八戸レッズとして再始動。女子アイスホッケーが脚光を浴びることのなかった時代から、地道な活動を続けてきた。

 中学生から成年まで、現在21人の選手を率いる栃木榮志監督(57)は「地域でさまざまなチームが生まれては消えていく中、活動を続けてこられたのは、現役を退いた選手たちが親身になってサポートしてくれたから」と語る。チームの卒業生に五輪選手がいることで、現メンバーも国内トップで活躍することを、夢ではなく現実的な目標ととらえ努力しているという。

 栃木監督の目標は「レッズ所属選手の日本代表入り」。チーム全体のレベルアップを目指し、これからも熱い指導が続く。






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