東奥児童美術展 推奨・特選作品

 第84回東奥児童美術展(東奥日報社など主催、県立郷土館、東奥日報文化財団共催、サクラクレパス協賛)の最終審査が9月3日、青森市の東奥日報社本社で行われ、入賞作品536点が決まった。県内各地の幼稚園・保育園の園児、小中学生から図画5044点、版画769点の応募があった。(美術展本展は10月28日~11月6日、青森市の県立郷土館で開催)

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推 奨 作 品

  • 『わー!おいしそうなブルーベリー!』

    『わー!おいしそうなブルーベリー!』
    『わー!おいしそうなブルーベリー!』

    図画の部

    『わー!おいしそうなブルーベリー!』

    蓬田・蓬田保育園
    吉田 悠星

     ブルーベリーがたくさん実る様子に、思わず「わー!」と両手を挙げ、目と口を大きく開いた表情から驚きや喜びが伝わってきます。ブルーベリーの表現は、悠星さんならではの新鮮な捉え方で、紫色の一粒一粒がリズミカルに並んでいて楽しく踊っているようです。心で感じたまま、素直に表現した素晴らしい作品です。

    (元青森市幸畑小校長 工藤玲子)

  • 『わーい、かたつむりだ~』

    『わーい、かたつむりだ~』
    『わーい、かたつむりだ~』

    図画の部

    『わーい、かたつむりだ~』

    五所川原・こども園第二さつき
    對馬 りず

     一際目を引く力強く赤い線、画面いっぱい使って勢いよく太い筆を走らせてかたつむりが這う様子を表現していることから、りずさんのかたつむりを見つけた時の強い印象が伝わってきました。かたつむりの周りに集まるりずさんや友だちの楽しそうな語らいも聞こえてきそうです。雨の日のかたつむりとの出会いを、思いのままに表現した素晴らしい作品です。

    (元青森市幸畑小校長 工藤玲子)

  • 『木のぼりは楽しいな』

    『木のぼりは楽しいな』
    『木のぼりは楽しいな』

    図画の部

    『木のぼりは楽しいな』

    十和田・さつき幼稚園
    東 佑成

     こげ茶色の絵の具でぐいぐいかき上げたどっしりした木、楽しそうに遊んでいる自分と友達。絵の具とクレヨンを大変上手に使い分け、一気に仕上げた躍動感あふれる作品からは、佑成さんの感動がとてもよく伝わってきます。

    (元青森市大野小校長 中谷則子)

  • 『ちんあなごかわいいね。』

    『ちんあなごかわいいね。』
    『ちんあなごかわいいね。』

    図画の部

    『ちんあなごかわいいね。』

    青森・金沢小1年
    ならおか じゅん

     画面いっぱいに描かれた「ちんあなご」や人物の様子から感動がよく伝わってきます。砂からちょこんと頭を出しゆらゆらしている姿は、どんなにか印象深かったことでしょう。その思いを素直に表現し、画面全体から楽しさがにじみ出ている素晴らしい作品です。

    (元青森市浪打小校長 久保田陽子)

  • 『水ぞくかん』

    『水ぞくかん』
    『水ぞくかん』

    図画の部

    『水ぞくかん』

    青森・大野小2年
    宮本 一葉

     水族館に家族で出かけた楽しい思い出が詰まった作品で、温かい雰囲気が漂っています。画面中央のジンベイザメを中心に、たくさんの生き物が仲良し家族を迎えているような構図が明るさと広さを感じさせます。無理のない二年生らしい誠実な表現に心惹かれます。

    (元青森市浪打小校長 久保田陽子)

  • 『さよなら体育かん』

    『さよなら体育かん』
    『さよなら体育かん』

    図画の部

    『さよなら体育かん』

    青森・小柳小3年
    加藤 琉斗

     元気に遊ぶ子どもたちの様子に、これまでお世話になった思い出いっぱいの体育館に愛着をもち別れを惜しんでいる心が感じられます。満開の桜や太い幹、赤い屋根や黒い幕、クリーム色の壁が体育館の存在の大きさを際立たせ、とても魅力的な作品になっています。

    (元青森市浪打小校長 久保田陽子)

  • 『わたしたちの祭り』

    『わたしたちの祭り』
    『わたしたちの祭り』

    図画の部

    『わたしたちの祭り』

    おいらせ・百石小4年
    蔦林 紅

     大好きな地域の祭りを画面いっぱいに表現した作品は、迫力を感じます。太鼓を叩く一人一人の表情も豊かで、山車の細かな部分もていねいに表現されています。中学年以上の技術を持った作品です。

    (元八戸市新井田小校長 寺地義道)

  • 『とてもきれいな西園小学校』

    『とてもきれいな西園小学校』
    『とてもきれいな西園小学校』

    図画の部

    『とてもきれいな西園小学校』

    八戸・西園小5年
    岩間 禄来

     画面いっぱいに表現された校舎ですが、重圧感もなく、校庭の子どもたちや教室の中からは学校の生活感がうかがわれます。余計なものを省いた背景によって、校舎の存在感が増しています。

    (元八戸市新井田小校長 寺地義道)

  • 『上手に書くよ』

    『上手に書くよ』
    『上手に書くよ』

    図画の部

    『上手に書くよ』

    おいらせ・百石小6年
    吉田 芙藍

     手前から奥へと画面構成が工夫された作品です。緊張しながら筆を握る子どもたちと背景は少し違和感を感じますが、彩色など細かなところまでていねいに仕上げた作品です。

    (元八戸市新井田小校長 寺地義道)

  • 『白と黒』

    『白と黒』
    『白と黒』

    図画の部

    『白と黒』

    十和田・三本木高付属中1年
    木村 大輝

     中学校生活を共に歩むスタートの象徴としてのズックを、これほど愛着を持って描いた絵を未だかつて見たことがありません。白一色だけで表現した、ある種の挑戦と、鋭い観察力、白と黒を人間の心に置き換えたたぐいまれな感性に脱帽です。

    (元弘前市北辰中校長 前田幸子)

  • 『今の自分』

    『今の自分』
    『今の自分』

    図画の部

    『今の自分』

    青森・沖館中2年
    最上 奈智

     画面から今にも飛び出し、見る人に声をかけてきそうな臨場感さえあります。また自分の内面さえも包み隠さず描いたような表現力の巧みさも感じます。統一感ある自然な色遣いのよさがあり、明暗のグラディーションとも思える色調は実に見事です。

    (元弘前市北辰中校長 前田幸子)

  • 『パールティンパニー』

    『パールティンパニー』
    『パールティンパニー』

    図画の部

    『パールティンパニー』

    十和田・十和田第一中3年
    芦沢 遥香

     何よりもこの光景に着目し、見事に描ききったことに心からの拍手をおくります。ローアングルで天井を広く入れた構図は、楽器の存在感を強く引き立たせました。この瞬間に肉眼では見えない人や物を楽器に映り込んだ発想力と表現力で、より完成度の高い作品になりました。すばらしい感性を持った中学三年生に出会えたことを誇りに思います。

    (元弘前市北辰中校長 前田幸子)

  • 『くわがた、つかまえたぞ』

    『くわがた、つかまえたぞ』
    『くわがた、つかまえたぞ』

    版画の部

    『くわがた、つかまえたぞ』

    青森・青森東保育園
    三上 飛真

     驚くほど大きなクワガタが目に飛び込んでくる力作です。自分と同じくらい大きく表現したクワガタを、誇らしく高々と持ち上げた生き生きとした表情から、心の高まりが伝わってきます。ダイナミックな画面構成でありながら、クワガタの背中(さやばね)、目(眼上突起)、のこぎりのような手(大顎)など、細部にも工夫が感じられる素晴らしい作品です。

    (元青森市幸畑小校長 工藤玲子)

  • 『大きいとうもろこしだ』

    『大きいとうもろこしだ』
    『大きいとうもろこしだ』

    版画の部

    『大きいとうもろこしだ』

    つがる・菰槌保育園
    中村 清乃

     うれしそうな顔やかかえる大きな手、ていねいにつくったとうもろこしから、清乃さんの喜ぶ様子がとてもよく伝わってきます。大事なものだけを大きく表したことで、より感動が伝わってきます。

    (元青森立大野小校長 中谷則子)

  • 『たいへんだった雪だるまづくり』

    『たいへんだった雪だるまづくり』
    『たいへんだった雪だるまづくり』

    版画の部

    『たいへんだった雪だるまづくり』

    青森・筒井南小2年
    山内 ことみ

     友だちと苦労して作ったこの雪の固まりを、頭にして乗せましょう「よいしょ」と・・・その瞬間を見事にとらえた、いかにもほほえましい青森の2年生らしい紙版画による作品となっています。雪を表現しているのに、このように黒の固まりであっても何の違和感もありません。雪だるまの胴体と頭の部分の空間の部分に、いわゆる創作意欲(主題)が感じ取られます。

    (元青森市莨町小校長 小鹿哲朗)

  • 『テントウ虫みつけたぞ』

    『テントウ虫みつけたぞ』
    『テントウ虫みつけたぞ』

    版画の部

    『テントウ虫みつけたぞ』

    外ケ浜・平舘小4年
    相内 光雅

     草むらでテントウ虫を発見し、つぶさに観察しているようです。その喜びを伝えたいため、虫めがねも登場したのかもしれません。テントウ虫を強調するためには、このように大きくしなければならなかったのでしょう。とてもいい工夫です。周りの平刀による柔らかい彫りも効果的です。

    (元青森市莨町小校長 小鹿哲朗)

  • 『大きなサケをつかんだぞ』

    『大きなサケをつかんだぞ』
    『大きなサケをつかんだぞ』

    版画の部

    『大きなサケをつかんだぞ』

    十和田・下切田小5年
    豊川 莉湖

     [画面構成]左上から右下への川の配置・両岸の草の配置・サケをつかもうとする3人の大小と配置・陸の方で網を持つ人の右上の位置
     [彫り]川の水が柔らかく平刀で工夫されている。顔は丸刀で深く、他は三角刀で鋭く と、5年生として完璧に近い作品になっています。

    (元青森市莨町小校長 小鹿哲朗)

  • 『小さな花火で夏休み気分だあ』

    『小さな花火で夏休み気分だあ』
    『小さな花火で夏休み気分だあ』

    版画の部

    『小さな花火で夏休み気分だあ』

    外ケ浜・平舘小6年
    小田桐 快翼

     日常の中で小さな発見に大きな喜びを発見した、いかにも現代っ子らしい表現方法に好感が持てました。喜び・驚きの他にユーモアが感じられます。表情・動き等も少し漫画的で決して上手とは言えませんが、理科室の実験器具等もていねいに気持ちを込めて表現されています。ややもすると指導過多になりがちな版画指導の中で、現代っ子の声が聞こえる素直な作品です。

    (元青森市莨町小校長 小鹿哲朗)

  • 『自転車』

    『自転車』
    『自転車』

    版画の部

    『自転車』

    十和田・十和田第一中3年
    折田 悠人

     通学用に使用している自分の自転車を愛しくスケッチしたものでしょう。田園の風景も自然と想像されます。ドライポイントは、何よりも「スケッチ力」が要求されるものです。特に自分の自転車であれば、直に「さわる」という行為により、さらに「質感」「存在感」が増すと言われています。

    (元青森市莨町小校長 小鹿哲朗)

特 選 作 品

  • 「じゃがいもたくさんとれたよ。」

    「じゃがいもたくさんとれたよ。」
    「じゃがいもたくさんとれたよ。」

    図画の部

    「じゃがいもたくさんとれたよ。」

    青森・青森東保育園
    八戸 萌衣

  • 「おおきなはなびがあがったぞ。」

    「おおきなはなびがあがったぞ。」
    「おおきなはなびがあがったぞ。」

    図画の部

    「おおきなはなびがあがったぞ。」

    青森・しらかば保育園
    松木 優翔

  • 「虹のブランコ楽しいね!」

    「虹のブランコ楽しいね!」
    「虹のブランコ楽しいね!」

    図画の部

    「虹のブランコ楽しいね!」

    五所川原・こども園第一さつき
    工藤 奏音

  • 「ぼくがいちばんおおきいいわなをつかまえた」

    「ぼくがいちばんおおきいいわなをつかまえた」
    「ぼくがいちばんおおきいいわなをつかまえた」

    図画の部

    「ぼくがいちばんおおきいいわなをつかまえた」

    黒石・美郷保育園
    くどう そうま

  • 「家族ロケット宇宙へ出発ー!!」

    「家族ロケット宇宙へ出発ー!!」
    「家族ロケット宇宙へ出発ー!!」

    図画の部

    「家族ロケット宇宙へ出発ー!!」

    八戸・みどり幼稚園
    村上 新太

  • 「くわがたに乗って」

    「くわがたに乗って」
    「くわがたに乗って」

    図画の部

    「くわがたに乗って」

    三戸・ミューズ保育園
    佐々木 舞斗

  • 「花火を見たよ」

    「花火を見たよ」
    「花火を見たよ」

    図画の部

    「花火を見たよ」

    七戸・城南小1年
    スミス・レオン

  • 「とべるようになったよ」

    「とべるようになったよ」
    「とべるようになったよ」

    図画の部

    「とべるようになったよ」

    平内・小湊小2年
    葛西 陽

  • 「戦争でも生きのこった大きな木」

    「戦争でも生きのこった大きな木」
    「戦争でも生きのこった大きな木」

    図画の部

    「戦争でも生きのこった大きな木」

    青森・堤小3年
    木村 惺己

  • 「草むらのできごと」

    「草むらのできごと」
    「草むらのできごと」

    図画の部

    「草むらのできごと」

    青森・篠田小4年
    三浦 雪穂

  • 「海の風景」

    「海の風景」
    「海の風景」

    図画の部

    「海の風景」

    青森・佃小5年
    阿部 英隆

  • 「いつまでもずっとにぎやかな学校」

    「いつまでもずっとにぎやかな学校」
    「いつまでもずっとにぎやかな学校」

    図画の部

    「いつまでもずっとにぎやかな学校」

    むつ・第二田名部小6年
    村田 真優

  • 「しゃぼん玉に囲まれる木」

    「しゃぼん玉に囲まれる木」
    「しゃぼん玉に囲まれる木」

    図画の部

    「しゃぼん玉に囲まれる木」

    青森・沖館中1年
    主藤 あさひ

  • 「読書タイム」

    「読書タイム」
    「読書タイム」

    図画の部

    「読書タイム」

    青森・沖館中2年
    鈴木 春輝

  • 「移動教室」

    「移動教室」
    「移動教室」

    図画の部

    「移動教室」

    青森・青森南中3年
    赤沼 友彌

  • 「絵本だいすき」

    「絵本だいすき」
    「絵本だいすき」

    版画の部

    「絵本だいすき」

    青森・青森東保育園
    工藤 冬羽

  • 「シュート!」

    「シュート!」
    「シュート!」

    版画の部

    「シュート!」

    五所川原・こども園ひろた
    おの ゆら

  • 「お友だちになろう?」

    「お友だちになろう?」
    「お友だちになろう?」

    版画の部

    「お友だちになろう?」

    八戸・みどり幼稚園
    青島 健太

  • 「よーいどん」

    「よーいどん」
    「よーいどん」

    版画の部

    「よーいどん」

    おいらせ・深沢保育園
    相坂 蒼湖

  • 「あっ、にじがでた」

    「あっ、にじがでた」
    「あっ、にじがでた」

    版画の部

    「あっ、にじがでた」

    外ケ浜・平舘小1年
    工藤 拓人

  • 「はやいな北海道しんかんせん」

    「はやいな北海道しんかんせん」
    「はやいな北海道しんかんせん」

    版画の部

    「はやいな北海道しんかんせん」

    外ケ浜・平舘小2年
    小田桐クリス伶生

  • 「えいやっ」

    「えいやっ」
    「えいやっ」

    版画の部

    「えいやっ」

    外ケ浜・平舘小3年
    金澤 汰河

  • 「おじいちゃんのシイタケづくりの手伝い」

    「おじいちゃんのシイタケづくりの手伝い」
    「おじいちゃんのシイタケづくりの手伝い」

    版画の部

    「おじいちゃんのシイタケづくりの手伝い」

    十和田・下切田小4年
    笹森 泉心

  • 「メダカがいっぱい家族みたい」

    「メダカがいっぱい家族みたい」
    「メダカがいっぱい家族みたい」

    版画の部

    「メダカがいっぱい家族みたい」

    外ケ浜・平舘小5年
    田中 奈々歩

  • 「開ける時どうなってるかな、タイムカプセル」

    「開ける時どうなってるかな、タイムカプセル」
    「開ける時どうなってるかな、タイムカプセル」

    版画の部

    「開ける時どうなってるかな、タイムカプセル」

    外ケ浜・平舘小5年
    相馬 百花

  • 「職員室前にて」

    「職員室前にて」
    「職員室前にて」

    版画の部

    「職員室前にて」

    十和田・三本木高付属中1年
    新山 ひろの

  • 「満開の桜と校舎」

    「満開の桜と校舎」
    「満開の桜と校舎」

    版画の部

    「満開の桜と校舎」

    十和田・三本木高付属中2年
    中村 侑矢

  • 「打楽器」

    「打楽器」
    「打楽器」

    版画の部

    「打楽器」

    東北・東北中3年
    川崎 結衣