| 2002年8月15日(木) |
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「民主主義の原点は居酒屋にあり」。民主党の鳩山由紀夫代表が今月一日、遊び仲間と東京・新橋に開いた「居酒屋トモト」が出足好調だ。九月の代表選に向け「世代交代が実現したら(議員)バッジを外す」と悲壮な決意の鳩山氏だが、店の「大将」としてメニュー作りに参画。「政治家にも遊び心は必要」と余裕を強調している。 ▽鳩坊を食べる? トモトはJR新橋駅近くの飲食店街にある。友人のメディアプロデューサー平山誠氏、デザイナー浅葉克己氏らとの共同経営で、「親しい友人(トモト)たちと、何のわだかまりもなく話せる」が店名の由来。 シンボルマークは、浅葉氏が若者の間でブームを仕掛けた中国・雲南省奥地の象形文字「トンパ文字」風のデザインだ。 「特別メニュー」は「鳩坊(はとぼう)」ならぬ、豚肉と鶏肉のつくね「鳩棒」や、鳩山氏の選挙区にちなんだ「室蘭焼き鳥」など。鳩棒は二つ並ぶ団子が民主党のマークに似ている。 党内融和への願いから「けんかしないように」と、大手四社のビールが勢ぞろい。「健康っぽく見える」と京風料理も取り入れた。料理が得意の幸夫人にも独自メニューを依頼中とか。 ▽7時には満員 平山氏はもともと、この場所で居酒屋を経営。四月に鳩山氏と会った際、店をリニューアルしたい平山氏と、以前から居酒屋構想を温めていた鳩山氏の思惑が一致した。 「代表選に向け庶民性のアピールを狙ったのでは」と憶測も呼んだが、平山氏は「全く関係ない。こういう遊び心が鳩山さんの持ち味」と軽くいなす。 滑り出しは上々。午後五時の開店から客が入り始め、七時には二階の座敷も含め満員になる。今のところ、民主党やマスコミの関係者らが多いが、田中康夫・前長野県知事もお忍びで足を運んだ。 鳩山氏は初日に法被姿で祝い酒を振る舞うなど「私自身が常連を目指す」と張り切り、十二日夕にも顔を出した。力を入れるあまり、本当にバッジを外して「居酒屋由紀夫」にならないように。 |