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  • 2018年2月14日(水)

天地人

 これは「本命」なのか、それとも「義理」なのか。きょうはバレンタインデー。いただいたチョコレートを手に、そんなことに思いをめぐらす人もいるのではないか。

 ところが、バレンタイン事情を調べてみたところ、ただの二者択一でないのが分かった。チョコの贈り方をさらにいくつもに分類。女性が好きな男性に贈るのが「本命チョコ」。恋愛感情とは関係なく職場の上司・同僚や友だちに贈る「義理チョコ」、同性同士などで贈り合う「友チョコ」、家族に贈る「ファミチョコ」など、さまざまな形があるという。

 日本でバレンタインチョコがはやりだしたのは、昭和30年代後半ともいわれる。ただし、広く定着したのはもっと後のことではなかったか。では、義理チョコが登場したのはいつだったか。作家・小林信彦さんの著書「現代〈死語〉ノートII」には、1983(昭和58)年の項に「この年あたりから、公然とギリチョコの名で呼ばれた」とあった。

 とかく義理チョコにはマイナスイメージがつきまとう。毎年のように、だれに贈るかで頭を悩ませたり、チョコをたくさん用意するのに苦労したりする女性がいるからなどとされる。

 プレゼントはどんなものであっても、贈った側も贈られた側も満足できるのが理想のはずだ。きょうのチョコはどうであろうか。何より楽しいバレンタインデーであってほしい。

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