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  • 2018年1月3日(水)

天地人

 年明け早々から夢が大きく膨らんだ。といっても初夢の話ではなく、元日付本紙が報じた縄文を巡るうれしいニュースのことだ。三内丸山遺跡をはじめとする「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」が、世界文化遺産登録の国内推薦候補を決める今年の審査へ向け、「有力」と見なされているというのだ。

 期待通り決まれば、2020年の世界遺産登録が視野に入ることに。20年といえば東京五輪・パラリンピックが開かれる記念すべき年。縄文にかける願いがかなえば、日本にとっても本県にとっても、この上なくめでたい年となる。

 初夢とは、いつ見る夢を指すのか。諸説あるようだが、辞書には元日の夜または正月2日の夜に見る夢などとあった。日本人は古くから夢に敏感であったとされ、初夢によって吉凶を占うことを「初夢合わせ」という。正夢や逆夢という言葉も用いられる。

 良い夢の代表といえば「一富士、二鷹(たか)、三茄子(なすび)」。日本一高い山の「富士」が良いのであれば、津軽富士と呼ばれる岩木山もそうだと思いたい。みなさんの初夢には、どんな縁起の良いものが登場しただろうか。

 2年も先のことではあるが、20年の正月には「縄文が世界遺産に」という初夢を見たいものだ。登場するのは三内丸山遺跡の六本柱、数々の土偶、縄文ポシェットなどか。吉報が待ち遠しいと言えば、さすがに気が早すぎるか。

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