東奥日報



3月1日(土)
■卒業式蛍の光職がない (弘前・成田順子)
■ライオンを丸投げしたいこの不況 (黒石・神賛歌)
■三世代親子の絆氷河越え (板柳・リンゴッコ)
■リストラをセクハラと読む間の悪さ (青森・おかしげ)
■子の嘘に拳骨ひとつ母の愛 (青森・新山風太郎)
■かの放送大本営を思い出す (木造・薩婆訶)
■雪が溶け醜いマナー顔を出し (五戸・才神春美)
■エルニーニョ地球丸ごと踊らされ (木造・すとう)
■近老乱三種の神器私の目 (弘前・田沢・妙)
■あれこれと百円ショップが千円に (青森・佐藤愛)
2月28日(金)
■オラが県ひとも機体もオーバーラン (木造・すて戌)
■箱の中雛人形も生あくび (青森・葛西ケイ子)
■リストラへ情け知らずの雪が降る (五所川原・松橋好春)
■若駒の背なに不況の風まとも (大畑・中田瑞穂)
■大不況一円玉が大集合 (青森・やすえ)
■子の希望適えて親の脛削る (青森・泉清坊)
■税金を抱えて飛び込み福祉の輪 (八戸・憂県者)
■七三に分けたいけれど髪がない (黒石・白崎虎生)
■中年男のケータイ怪しまれ (十和田・ざばら)
■演技だと知りつつ泣く子抱き上げる (浦安・島谷龍太郎)
2月27日(木)
■醜聞のネタが絶えない文化県 (青森・神 千巖)
■赤信号急いで叩くコンパクト (弘前・お石介)
■諭吉では足りない娘のメール代 (青森・石井若水)
■ゴミの日をカラスが知って母忘れ (田舎館・斉藤マサ)
■ブル唸り夢までさらった今朝の雪 (野辺地・かまくら)
■市町村合併案のうちが華 (平内・佐々木民哉)
■年寄りを笑った人も皆老いる (十和田・柳好)
■座る場所張り合っている猫と婆 (浪岡・三橋 聖)
■レッツダンス一人歩きの愛子さま (蓬田・山舘あけみ)
■没の句の供養を兼ねて梯子酒 (青森・こうき)

2月26日(水)
■官邸の窓から見えぬこの痛み (五所川原・ぶんこう)
■分別のブレーキ忘れ墓穴掘る (十和田・亮ちゃん)
■良識が選んだ主の非常識 (鶴田・竹浪むさし)
■若い気でいるけどやっぱり古稀の顔 (弘前・森岡淳子)
■病室の花一輪が春を呼ぶ (浪岡・前田優湖)
■雛飾り孫によく似たお雛様 (尾上・工藤キヌヱ)
■病院で胃は治ったが風邪もらい (青森・柏原隆太郎)
■わが孫にめごさ劣らぬ愛子さま (森田・罰天坊)
■剪定が一番夢を持てるとき (倉石・本田昭雄)
■白鳥のお供で鴨も餌もらう (弘前・佐藤きみお)

2月25日(火)
■妙薬も白衣の笑みに及ばない (五所川原・ゴンボホリ)
■サクラ咲く咲かぬサクラの切なさよ (青森・小笠原光子)
■県会の良識見ている選挙民 (十和田・五十嵐和夏)
■何もかも青い森かよ青森は (青森・鈴リンリン)
■悲しみを薄めてくれる聞き上手 (弘前・寺田北城)
■反戦歌聞けぬブッシュのひどい耳 (藤崎・清水川魚)
■我が生涯三分の一は雪の下 (青森・徒生人)
■眼も耳も足にも腰にも黄信号 (五戸・赤ネクタイ)
■ひとり立ち子離れ出来ぬ親でいる (黒石・光泉)
■義理チョコで穴馬狙うしたたかさ (弘前・工藤隆)

2月24日(月)
■週刊誌まわし読みする癖がつき (岩崎・笹森賢一)
■だんまりが政治生命左右する (弘前・中谷弘司)
■年聞かれ五歳さば読む誕生日 (むつ・ともころ)
■えんぶりに手振り身振りのめごい孫 (南部・よしお)
■テレビから雪の津軽へ梅便り (金木・てる孝)
■けの汁に家族の健康刻み込み (弘前・佐藤綾子)
■春の音のらりくらりと聞こえます (尾上・銀ちゃん)
■どじだからここ一番は底が抜け (弘前・増尾多恵子)
■酒が好きパチンコ好きのダメ親父 (青森・鈴木キミ)
■愚痴言わぬペットかわいや妻よりも (相馬・慕化無)



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