東奥日報



10月5日(土)
■秋の空ヒステリックな雨降らす (鯵ケ沢・田附庄蔵)
■吸盤を引いて汗かくハゲの意地 (藤崎・清水川魚)
■県公社ダブルエラーはだれの責め (十和田・すしね爺)
■知事さんは稲穂のごとく頭下げ (青森・花洋)
■秋風やジョッキの泡に消えた恋 (弘前・対馬勝年)
■コソコソと運んだゴミ山日本一 (金木・瀬川新一)
■南北は聖火で握手ア大会 (むつ・野崎一坊)
■掃除機に吸い込ませたい猜疑心 (青森・斉藤毬)
■空砲が雀の度肝抜く実り (弘前・お石介)
■ウタちゃんに人気とられて芸磨く (平内・サッチャン)

10月4日(金)
■県公社粛正のタガまたゆるみ (鶴田・北風三六四)
■またも出る公社に尽きぬ悪の種 (深浦・野呂呑舟)
■アニータの心は知らぬ秋の空 (弘前・夜詩岬)
■チリ産の大きな口に馬鹿にされ (木造・薩婆訶)
■物忘れ鶏三歩ばあさん五 (十和田・稲生橋太郎)
■プラタナス秋の日差しの傘となり (弘前・成田兼弘)
■水族館タマやらウタに客とられ (むつ・和田光明)
■コップ酒本音ポロポロ漏れてくる (田舎館・斉藤浩)
■ブルースの街になるのよのり子様 (尾上・銀ちゃん)
■老い二人早め早めの冬支度 (青森・盛さつゑ)

10月3日(木)
■ぬるま湯の中で継続審議中 (弘前・高瀬霜石)
■高見盛家賃が高く明け渡し (五戸・才神春美)
■コメ支援したがる訳はなんなのさ (青森・金兄午)
■長風呂に老妻そっとノックする (弘前・義春)
■安全を見落としている好き勝手 (平内・向井徹亭)
■囲碁欄を楽しむ夫はもういない (浪岡・三橋聖)
■晩酌がのんびり出来る妻の留守 (青森・こうき)
■時刻表眺め行楽したつもり (三沢・春日不善)
■今どきは婦唱夫随と書くらしい (森田・罰天坊)
■屁理屈を並べて我が娘耳は馬 (五所川原・堀内敏春)

10月2日(水)
■自国には拉致を知らせぬしたたかさ (蓬田・工藤正一)
■厚かましコメは頂く拉致の国 (弘前・冨増義教)
■紅葉に負けず若者髪の色 (三沢・かずみ)
■亀裂から飛び出す嘘の発電所 (五所川原・奈里土詩)
■貫禄を叩いてみせる太鼓腹 (岩崎・笹森賢一)
■小手先の策で景気は泥沼だ (青森・名和肇)
■海峡にかけるロマンは冬景色 (深浦・西浦港)
■不景気が広告ビラを多くする (倉石・本田昭雄)
■若者は秋の夜長に漫画読み (青森・北谷真千雄)
■酒断って五臓六腑が軽くなる (浪岡・天内正之)

10月1日(火)
■後ろ手に何か持ってる不審国 (尾上・松井呑吐)
■地球儀の染みとなってるテロの影 (鯵ケ沢・北遊子)
■ほそぼそと生きる虫にも夢がある (藤崎・香柳)
■秋の蠅人のぬくもり恋しがり (弘前・佐藤綾子)
■山車をひく祭り襦袢に絡む風 (佐井・西谷豊彦)
■当たりくじ何故か私を大嫌い (青森・佐藤 柳介)
■我が子より近所の犬をつい撫でる (三戸・古沢弘子)
■食事済み夫婦で持病の薬のむ (青森・研坊)
■辞書引いて秋の夜長の五七五 (弘前・成田順子)
■他人の句センスが良いと妻が誉め (五所川原・ぶんこう)

9月30日(月)
■八十をまだ染めている黒い髪 (八戸・葛西我柳)
■たかがひびされど大きな事故のもと (弘前・竹内よしこ)
■突っ張りで生きたオトコにある誇り (五所川原・松橋好春)
■名月が今の世相をあざ笑う (六戸・円子夢次郎)
■運動会スタートのみな孫に見え (青森・おかしげ)
■食欲の秋に遠慮の文字忘れ (三沢・木村智)
■この世には嘘の風だけ強く吹き (青森・呑助)
■敬老会若い若いと誉め称え (五所川原・成田長右衛門)
■赤とんぼ僕にも蒼い空をくれ (弘前・佐藤きみお)
■ニッコリと笑って人を斬る外科医 (浪岡・ゴマメ)



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