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陸奥湾と小川原湖周辺に大規模工業基地をつくる巨大開発構想が国の新全国総合開発計画(昭和四十四年)に盛り込まれてから三十年。一流企業や最新鋭工場が立ち並ぶはずだった開発地域は半分以上の用地が売れ残り、雑草が生い茂る。多大なカネとヒトをつぎ込みながら、六ケ所村に立地したのは当初想定していなかった核燃サイクル施設。事業主体「むつ小川原開発会社」(本社東京)は経営破たんしたため、県と国などが新会社を設立して再スタートする方針だが、大規模工業基地の建設は幻に終わりそうだ。巨大開発は本県に何をもたらしたのか、三十年を決算する。
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