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    ~5000歩の旅~
    七戸町
  • 旧城下町 秋を感じて

 秋晴れが気持ちいい9月中旬、担当して3年目の七戸町を歩いた。何といっても絵馬が有名で、神社仏閣がたくさんある旧城下町。取材の成功を願うべく、スタートは町中心部の青岩寺に決めた。どっしりとした門をくぐると、にぎやかな音楽が聞こえてきた。(土屋実伽子)

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▼7歩
写真元気いっぱい運動会に向けて練習に取り組む園児たち=地図(1)

 寺敷地内にある明照保育園の園児たちが、週末の運動会に向けて練習の真っ最中。年長の青山慈(まなむ)ちゃん(6)は「バルーンが楽しみ」、年中の盛田衣々寧(いいな)ちゃん(4)は「かけっこで1位を取りたい」と笑顔。園児たちがお遊戯やかけっこの練習を頑張る姿に「私も取材を頑張らないと」と背中を押された。

▼626歩
写真古間木さん(右)の指導によるヨガで健康な体を目指す=地図(2)

 近くにある南公民館に入ると、ヨガに励む奥さま方を発見。見ているとちょっと難しそう。先生の古間木栄美子さん(44)からマットを借り、ヨガを初体験。正座から腰を上げて手で上半身を支えるポーズは、太ももがプルプル。古間木さんは「全部のポーズができなくてもいい。大切なのは心と体のこわばりを開放すること」とにっこり。教室に7年通う作田美知子さん(65)は「ヨガを始めて体調がとても良くなった。この部屋は風が通って気持ちいい」と話した。

▼1654歩
写真笑顔がすてきな「文具の丸美屋」の向中野さん(左)と、お店を紹介してくれた西野さん=地図(3)

 町中央商店街に移動。10月10日に開かれる「七戸ドラキュラフェスタ」実行委員会のアジトに立ち寄ると、フェスタ部長の西野雅代さん(31)が向かいの「文具の丸美屋」を紹介してくれた。数歩でお店に到着。昔ながらの文房具店。店員の向中野洋子さん(68)によると、店の場所を転々とし、商店街に構えたのは4年前。「次は月か火星に出店かな」と陽気な向中野さんだが、「経営は難しくて。小さいお店も生き残れる体制をつくってほしい」とつぶやいた。帰り際、若い人に言いたいことがあると一言。「遊びなさい。遊ぶと小さな気づきがある」。名言、ありがとうございました。

▼3529歩
写真「レストラン タベルナ」看板メニューのステーキセット=地図(4)

 旧天間林村方面に向かって坂道を上ると、ひときわ目立つピンク色の建物に遭遇。看板には「レストラン タベルナ」。え、食べるな? 店主の蛯沢勝雄さん(65)と妻の道子さん(61)の2人で切り盛りする洋食店。お薦めのステーキセットは、野菜ではなく目玉焼きが添えてある珍しい組み合わせ。甘いタレのレシピは秘密。ところで、店の名前の由来は? 「昔、友達と通ったスペイン料理屋の名前。現地語で『食堂』って意味。1回聞いたら忘れないよね」と勝雄さんは笑った。

▼5465歩
写真牧場のきれいな景色の中でジェラートを味わっていた(前列左から)宮崎さん、宮地さん、美雪さん、(後列)友幸さん=地図(5)

 杉並木をひたすら歩いてジェラート店「NAMIKI」に到着。店員の清水目統子さん(42)は「毎朝牧場の牛乳で作っているんです」と笑顔。期間限定のカボチャと定番のジャージーミルクを注文。疲れも“溶ける”。4人組のお客さんに声を掛けた。八戸市の亀田友幸さん(34)・美雪さん(36)夫妻を訪ねて東京都から訪れた宮地恵子さん(36)と宮崎美和さん(36)。宮地さんは「ジェラートだけどミルク感があって濃厚」と話した。青森県の旅を満喫してくださいね、と声を掛け、私の取材の旅は終了。さあここから帰り道、摂取したカロリーを消費しないと。