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  • 2017年10月4日(水)

「夫はどこかで生きている」/臓器移植法20年

佳子さんは、自身のドナーカードを見ながら「夫の死をきっかけに命の尊さを一層考えるようになった。臓器移植への社会の関心がもっと高まればよいのに」と語った=9月下旬、八戸市
佳子さんは、自身のドナーカードを見ながら「夫の死をきっかけに命の尊さを一層考えるようになった。臓器移植への社会の関心がもっと高まればよいのに」と語った=9月下旬、八戸市

 「自分が死んだら、体を人の役に立つように使ってほしい」。そう言っていた夫の笑顔を、木ノ下佳子さん=仮名、青森県八戸市、60代=は忘れられない。約5年前、佳子さんの夫・達郎さん=仮名、当時50代=は脳死状態になり、臓器を提供した。臓器移植法が1997年に施行されてから20年。佳子さんは思う。「制度のおかげで、人の命が助かった。夫もだれかの体の中で生き続けることができている。臓器移植に理解が深まれば、より多くの命が助かるのに」

 
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