| 2002年10月17日(木) |
ユネスコ親善大使として世界各地の遺跡の保護活動を行っている日本画家の平山郁夫さん(72)が十七日、青森市の三内丸山遺跡を訪れ、縄文最大の集落跡の風景をスケッチ帳に納めた。初めて目にする遺跡を前に平山さんは「三内丸山と周辺の縄文遺跡の一帯を北の文化の玄関口としてアピールすれば、ユネスコ世界遺産登録の可能性があるのではないか」と印象を語った。この日、平山さんは美知子夫人とともに遺跡を見学。復元大型住居や六本柱建物が並ぶ風景を見渡せる場所で、いすに座り、持参したスケッチ帳を広げて色鉛筆を走らせた。 一時間ほどかけて仕上げたスケッチには、草原や樹木の緑に囲まれた縄文集落が柔らかいタッチで描かれた。平山さんは「縄文人たちがゆったりとした大自然の中で生活していた姿を、六本柱などから想像しながら描いた」と、縄文時代に思いをはせていた。 その後、青森市の県立郷土館で十一月十日まで開かれている「平山郁夫展」の会場にも足を運んだ。 ※写真は三内丸山遺跡で大型住居などのスケッチをする平山郁夫さん |