| 2002年4月2日(火) |
日本原燃が、六ケ所村の使用済み核燃料貯蔵プールの漏水原因を特定する前に、今年度も四百三トンの同燃料を計画通り搬入する方針を示したことについて、木村守男知事は二日の定例記者会見で、搬入した同燃料は漏水が発生していないプールで貯蔵するとの説明を原燃側などから受けている−などとして、原燃の方針に理解を示した。 知事は使用済み核燃料の貯蔵を継続している二つのプールについて「現実を厳しくチェックしており、異常がないことは確認している」と述べ、安全は確保されているとの判断を強調。漏水中のプールは「修繕がされるのか使えない状態になるのか定かではないが、原因究明と安全確保ができなければ使用は認めない」と、原燃の適切な対応を求めた。 また、冬季アジア大会実行委員長を辞任した田名部匡省県体協会長(参院議員)の後任人事について知事は、JOC(日本オリンピック委員会)側からの就任を求める考えに変わりないことを強調した。 知事は、竹田恒和JOC会長に福島忠彦常務理事の委員長就任を要請したことについて「誠意を持って向こうの方で検討されているものと受け止めている。できるだけ早い回答を待っている」と語った。 一方、福島常務理事が三月二十七日、委員長には地元の人材を充てるべき−とのJOCの基本的考えを示しながら「ボールは知事に投げ返している」と発言したことに対し、知事は「ボールは正式に返っておりません」と述べ、双方の認識のずれが浮き彫りになった。 |