| 2002年3月24日(日) |
県教委は二十四日、青森市の県総合社会教育センターで二〇〇一年度三内丸山遺跡報告会を開催、同遺跡の発掘調査と日中共同研究、特別研究推進事業の成果について県民に発表した。 報告会では県教委文化財保護課三内丸山対策室の佐々木雅裕文化財保護主事が〇一年度に行った第二十−二十二次調査の成果を報告。「第二十次調査では道路跡を含めた集落西側の様相がさらに把握された。調査区南東側で新たな環状配石墓二基と道路跡を確認。墓域と道路跡が南東報告に二百二十メートル以上伸びることが明らかになった」などと述べた。 中国社会科学院考古研究所と県教委、青森市教委、東奥日報社で構成する日中先史時代遺跡調査実行委員会が行っている中国・興隆溝遺跡発掘調査の成果も報告。同室の斎藤岳文化財保護主査が「十二棟の住居が確認された。床下に土坑墓を持つものがあり墓からは人骨が見つかった。〇二年度は隣接の二、三区の発掘調査を行う。集落の変遷や構造の解明が進むと期待される」と述べた。 また木村勝彦福島大教授ら八人が「縄文時代のクリ材の年輪解析による生育環境および高精度編年の試み」など特別研究に関する報告を行った。 報告会に先立って行ったマスコットキャラクター入賞者表彰式では絵柄の部最優秀賞の須藤正智さん(青森市)、名前の部最優秀賞の向谷地和子さん(八戸市)ら十人に表彰状を贈った。 |