| 2001年12月28日(金) |
日本原燃は二十八日、六ケ所再処理工場の使用済み燃料貯蔵プールの漏えい検知装置が、通常より多量の出水を七月から検知していることを明らかにした。出水は五カ月間で累計四千リットルに上る。原燃は出水原因が不明で、同プールからの漏水かどうか判断できないため、一月から同プールの調査を行うことを決めた。 原燃によると、同プールのうち、使用済み核燃料約百六十五トンを貯蔵中の区画に設置している検知装置二台が七月十日に警報を発令。一台は出水停止を確認したが、もう一台は一時間当たり約一リットルの出水が続き、これまで数度にわたり警報を発した。検地した水からは、プール水の四分の一から百分の一の放射性物質を検出したが、施設外部への影響はないという。 同プールではこれまでもコンクリート残留水や結露による出水はあったが、最大でも年間約二千リットル、通常は年間数十リットルで、発生から三−四カ月で止まっていた。原燃は今回の出水が五カ月以上続いていることから異常と判断した。 原燃は同プールの出水を検知した区画の使用済み核燃料を別の区画へ移動し、二月ごろまで、プール水に添加した薬品が検知装置に流れ込むかどうかなどを確認する調査を行う予定。調査期間中の使用済み核燃料受け入れは「技術的に可能だが、調査の進行状況をみて検討したい」と話している。 |