2003年2月6日(木) 東奥こども新聞第8号 特集


■ 浅水川放水路、水害防ぎ環境にも配慮
 【八戸市下長小五年・上村知夏】馬淵川の支川、浅水川の放水路造りについて、その役割を八戸県土整備事務所河川砂防整備課長の鎌田正明さんに聞いた。

 浅水川は昔から川幅がせまく、洪水がよく起こり、周りの民家が浸水したり水田が水びたしになったりという被害が多かった。そこで、県は平成四年度から改修事業を始めた。そして、十一年十月に起きた大洪水をきっかけに、放水路造りが本格化した。

 この放水路は、浅水川の南側にあたる、民家の少ない水田地帯に造られている。浅水川の約五倍の水量を一度に流すことができ、また、八戸市の渡の葉橋の所には、水位を調整するためのダムの役割をする設備も造られる。しかも、この放水路では、昔ながらの木や石や土を使った土手造りがされていて、生物のすみやすい環境と親しみやすい水辺空間を作る工夫が施されている。

 完成は十五年度中の予定。放水路が完成すれば、浅水川の洪水の心配はなくなり、地域の人たちが安心、安全な生活を送ることができる。

 ◇

<浅水川放水路>

 県は平成4年度、浅水川改修事業の一環として放水路造成に着手。馬淵川合流点から八戸市滝谷地区までの全延長約7・9キロメートルのうち放水路部分は延長3・5キロメートル。

※写真は八戸市の渡の葉橋で浅水川放水路について説明する鎌田さん(左)


第12面に戻る     インデックスに戻る

HOME