| 2000年8月28日(月) |
![]() | 第3号 |
【八戸市鮫小六年・柾谷久美子】 八戸市鮫町の昔の様子が描かれた「鮫浦風景」という金のびょうぶが昨年、七十年ぶりに鮫小学校に里帰りした。作者は七尾英鳳。八戸市出身の画家だ。澤田保教頭によると、このびょうぶは、鮫小に勤めていた神田リキ先生が退職したときに贈られた。神田先生は八戸市二代目市長の妹で、明治三十三年から昭和五年までの三十年間鮫小に勤め、地域の多くの子供たちを教えた。そして昨年、神田先生の親せきによって、びょうぶが鮫小に贈られた。 びょうぶには、昭和五年ごろの鮫村(当時)の様子が描かれている。今とはちがう蕪嶋や海岸線の様子が分かる。 当時は、くじらとりなどの漁業がさかんで、海岸から出ている橋のような所で魚やくじらのつみおろしをしていた。橋のような所にはトロッコがあり、とってきた魚は、トロッコで市場へ運ばれていった。 天然記念物である蕪嶋は今では埋め立てられ陸地とつながっているが、昔は長い橋がかかっていた。蕪嶋は「島」だったのだ。蕪嶋のまわりには工場が立っていて、そこで多くの人が働いていたようだ。 このびょうぶを見ると七十年前の鮫町の様子がよく分かる。これから十年、二十年後、町の様子はどんどん変わっていくだろうが、昔の鮫町の様子は忘れてほしくない。 びょうぶは現在、職員玄関にかざられている。みんなはそれを見て、昔の鮫町に思いをはせている。 ※写真は七尾英鳳作のびょうぶ「鮫浦風景」。今は無い、さん橋が海岸から延びているのが分かる
【三沢市岡三沢小五年・須藤絵里子】 第二十二回全国スポーツ少年団ホッケー交流大会が八月四−六日、岩手県岩手町の総合グラウンドで開かれ、本県代表の男子・三沢市木崎野小、女子・三沢市岡三沢小は毎日練習にはげみ出場したが、けんとうむなしくやぶれてしまった。大会には北海道から鹿児島まで男子三十三チーム、女子三十二チームが参加した。 本県の小学校でグラウンドホッケー部があるのは、木崎野小と岡三沢小の二校だけ。このため、県大会を開いても一回勝てば優勝となる。 木崎野小男子ホッケー部は歴史が浅い。岡三沢小女子ホッケー部は、元気さとパワーがなによりのとりえだ。 今年の全国大会ではやぶれたが、岡三沢小女子ホッケー部全員が来年は六年生になる。もっと力強いプレーが期待できそうだ。 ※写真はゴールを守る岡三沢小チーム
【青森市橋本小六年・小関紗矢佳、工藤ゆめ子、牛田麻里子、吉町美保】 青森市の橋本小学校は七月三十日、学校ねぶたを運行した。ねぶたの制作や、はやしの指導は「に組」の人たちがおうえんしてくれた。このほか父母や先生、地域の人たちの協力があった。 運行には三百人以上の人が集まり、学区内を一周した。笛を指導してもらった児童の一人は「まず音を出すことがむずかしかった。それでも何節かはできるようになった。来年も続けてほしい」と話していた。 橋本小の佐藤康子校長は「ねぶたは伝統的な祭り。子供のころから興味を持ち、楽しんで将来へ引きついでいく人になってほしい」と話していた。
【青森市幸畑小六年・山田大将、斉藤伸昭】 ねぶたフェスティバルが七月九日、青森市のアスパムで開かれ、青森市内三校のねぶたも参加した。学校ねぶたで参加したのは幸畑小、小柳小、筒井小で、三台のねぶたは展示された。 三校のねぶたの製作を担当したのは、ねぶた愛好会の三橋光男さん。「三校のねぶたを製作して本当に大変だった。ねぶたづくりで楽しいのは、みんなで協力しながら出来上がっていくこと」と笑顔で話していた。 ※写真上は「に組」の人たちの協力でできた橋本小ねぶた ※写真下は徳川家康の三方ヶ原の戦いをテーマにした幸畑小のねぶた
【浪岡町本郷小五年・清水みなみ】 浪岡町の本郷小学校は六月二十二日、青森公立大学に学んでいる古里忠彬さん(22)をまねいて交流した。古里さんは、第二次世界大戦のとき、中国に残された古里清国さんの長男。中国黒龍江省で中学生まで生活し七年前、清国さんのふるさとの八戸市に帰ってきた。八戸では、日本語をおぼえるため中学校に入りなおし、高校を出てから青森公立大学に入った。 本郷小では、外国にいたことがある人から話をきいて、考えをひろげる交流会を開いている。参加したのは三−五年の児童三十二人。古里さんは、いっしょうけんめいに自分がそだったところの話をしてくれた。 その中で古里さんが強く言ったのは「ほんとうに日本人のみなさんはめぐまれています」ということだった。古里さんがかよっていた学校は、水がないのでたいへんだった、という。ごはんは、学校でたべられず、家にかえってたべていた、という。 古里さんは「本郷小はめぐまれている」と話し、わたしたちは、じぶんたちがどのくらいめぐまれているのかを、じっかんできた。 ※写真は本郷小児童と交流する古里忠彬さん(中)
【藤崎町中央小六年・佐藤麻衣子】 藤崎町の中央小の吹奏楽部は、がんばっている。 これまでも地区大会で金賞をとったり、県大会で銀賞をとってきた。 八月八日、青森市で「こども音楽コンクール」の県予選が開かれ、中央小の吹奏楽部も参加した。金賞をとったが、東北大会には行けなかった。 中央小は、テンポがすこしゆっくりめの曲がとくいだ。夏休みがあけたら、ビートルズの「イエスタデイ」をおぼえることにしている。この曲はむずかしいので、この曲がちゃんとできるようになれば、ほかの曲もちゃんとできるようになるから、練習曲としてとりくむ。秋には地区大会が開かれる。この大会で金賞をとることをめざす。そして、いっぱい練習して東北大会に行くことを目ひょうにしている。
【藤崎町中央小六年・大谷菜緒】 藤崎町の中央小学校は「総合的学習」に取り組んでいる。 総合的学習とは、自分でテーマを決め、それについて本や新聞、インタビューなどで調べ、結果を絵本やかべ新聞にまとめて発表する学習だ。 学年ごとにテーマが違っており、グループで調べたり、個人が調べたり、と調べる方法はさまざまだ。 調べるのは学校の中だけでなく、図書館や、現場に行ったりする。また、それに関係する人を学校に招待して話を聞いたりもする。 総合学習は、調べる力、まとめる力、発表する力をはじめ一人ひとりにさまざまな力がつく、ほかの授業とは一味違う学習だ。 |