| 2000年1月31日(月) | ![]() | 第2号 |
【黒石市黒石小五年・斎藤智聡、弘大付小五年・三上恵理香】 私たち二人は、「二○○○年!私たち子どもはこんな黒石市に住みたい」というテーマで、黒石市内の小中学生六十七人からアンケートをとった。子供たちの願いがいっぱいつまったアンケート結果を鳴海広道黒石市長に見てもらった。そして、願い一つひとつに市長からていねいな答えをいただいた。
【黒石市黒石小五年・斎藤智聡】 −どんな黒石市に住みたいか。 子供たち「活気のある市、楽しい市、ごみがなく自然がたくさんある市、明るい市などに住みたい」 鳴海市長は「楽しい市に、といっても、黒石は東京のようにならなくてもよい、と思う。そぼくな自然が残る黒石市をつくりたい。こみせを中心に、長期間になるが、楽しい市をつくっていきたい」と答えた。ただ「気になるのは、子供たちの遊ぶゲームなどが部屋にたくさん入り込んでいること。外で雪利用したりして元気に遊んでほしい」と話していた。 −黒石市がもっとも取り組んでほしいこと、続けてほしい活動は何か。 子供たち「よされやねぷたを続けてほしい。新しい冬のイベント、黒石の宣伝、図書館、駅前開発などに取り組んでほしい」 市長は「黒石市が今、一番力を入れている『よされ』と『ねぷた』を見るため、県外からたくさんの観光客がきているので、これからもっとがんばって良いまつりにしたい。冬には『マッコ市』にもたくさんの人が来るが、最近は郊外店に行ってしまい、マッコ市本来の姿ではなくなっているので、市内中心部に人がもどってくるよう見直さなくてはならない」と語った。 また、今年から新しい取り組みとして、日本一の雪だるまに挑戦することを予定している、という。これは、市民総参加で、各家庭が雪だるまをつくり、黒石に来ると、いろんな雪だるまが見られる、という構想だ。 市長は、黒石のキャッチフレーズについて「日本一のリンゴ、青森市のコメ、いで湯−で進めていきたい」と話していた。 「黒石の駅におりると、バス代と温泉チケットがセットの『温泉めぐりツアー』ができるようにしたい。朝、バスに乗り自分の好きな温泉に行き、夕方そこへバスがむかえにくる−。そういうバスが走ることが私の夢だ」とも市長は話してくれた。 市長は、子供たちが答えたアンケート結果すべてに目を通し「時間はかかるが、一つずつ取り組んでいきたい。黒石市のみんなが安心してくらしていける街づくりをしていきたい」と約束してくれた。子供たちが住みたい、と言っている「活気があり、楽しい街」に黒石市はなっていくのだろうか。 【弘大付小五年・三上恵理香】 −黒石市にできたらいいな、と思うものは何? 子供たち「遊園地十人、デパート七人、公園六人、ゲームセンター四人、動物園四人、ディズニーランド三人、スケート場三人、温水プール三人、図書館三人、駄菓子屋三人、CD売り場二人、ブランド店二人、水族館二人、百円ショップ二人、洋服屋二人、スキー場二人など」 これについて鳴海市長は、遊園地やデパートについては「弘前市や青森市に短時間で行けるなかで、黒石市にデパートをつくっても経営的にむずかしい」、公園については「東公園・運動公園を遊園地形式で整備している最中だ」と答えた。 また、ゲームセンターを求める声については「これ以上ふえるのはどんなものか」と賛成しない意見のようだった。動物園やディズニーランド、スケート場を求める声については「県全体で考えていくべき問題だ」と言い、温水プールについては「青森県で二番目に温泉が豊富な市という状況を生かし、一年中利用できる温泉プールをつくるのが私の夢」と市長も大いに賛成していた。 図書館については「県内八市の中で図書館が無いのは黒石市だけで、とてもはずかしいが、新年度予算で広く市民の協力と理解を得て、基金により進めることになっているので、今年は図書館建設元年にしたい」と答えた。またスキー場については「黒森のスキー場は、小規模なので将来、家族で楽しめるようなスキー場にするのが私の夢だ」と語った。 −黒石市長にお願いしたいことは何? 子供たち「学校給食がほしい。冬でも遊べる所がほしい。かぐじ広場にもっと遊具を増やしてほしい。図書館のかく大。ジャスコまでのバス運行。古い建物をもっとアピールして。昔と今の良い点を合わせた明るい黒石をつくってほしい。子供から老人までみんなが楽しめる黒石に。お金のむだ遣いをしないでほしい」 これに対して市長は「学校給食は現在、部分的にやっているが、これを全体的にやるのは、お金がかかり今の黒石市では無理。冬の遊び場については、雪の特長を生かし、子供自らが考えてほしい。かぐじ広場の遊具増設は考えている最中だ。ジャスコまでバスを走らせると市内の店が売れなくなるので難しい問題だ。古い建物については、こみせ、屯所、沢成の庭園などを活用して、城下町にふさわしい黒石市にしたい。みんなが楽しめる黒石市が理想だ」と答えた。 お金のむだ遣いをしないでほしい、という意見に対しては「市長・職員がこの意見を謙きょに受け止めるべきだ。職員としてのほこりを持ち、行政でむだ遣いをしているところがないのか、常にそんな気持ちで市民のために仕事に取り組んでいきたい」と市長は真剣な表情で語った。 ※写真は斎藤智聡記者(右)、三上恵理香記者(中)のインタビューを受ける鳴海広道黒石市長
【八戸市鮫小六年・安藤有香】 まず、安全性について副知事は「事故は絶対に起きないということは言えない。そこで事業者は、機械の故障や人がやることにミスがあることを前提に、放射線の影響を出さないように何重にも放射線の防護をする設計や、非常に性能や品質の高い設備にしている。万が一、人間が間違った操作をしても動かないような設備にしている」と語った。また「東海村のジェー・シー・オーのようなウラン溶液をバケツですくったりするずさんな作業をしている施設は青森県内にはない」と強い口調で語った。 使用済み核燃料を受け入れたことについては「原子燃料サイクル施設を受け入れた理由は、総合的にけんとうして安全性などを話し合い、安全が確保でき、青森県のためにもなる、ということで受け入れた。また、安全性をどう確保するか、地域をどういうふうに発展させていくのかを前提として協力しましょう、と県と六ケ所村、日本原燃は基本的な約束ごとを取りかわした。この約束ごとに基づいて高レベル放射性廃棄物や使用済み核燃料を受け入れている。県は、地域の発展につながるのか、などをけんとうし、確認しながら、そして、反対する人もふくめ県民の意見をききながら、これまで進めてきている」と語った。 施設を受け入れたことでの利点については「ナイフと同じように原子力そのものは、けっして安全ではなく、大事なのは使い方。核燃サイクル施設があると、県に多くのお金が入ったり、多くの人が働く場所もできる、という利点がある」と述べた。 最後に「県民のみなさんが安心して暮らせるようにしていくのが、私たちの仕事だと思っている。みなさんがいつも使っている電気がストップしたら大変なことになる。原子力は電気をつくるためには必要なものだということを勉強してほしい」と熱っぽく語った。 【八戸市鮫小六年・佐藤裕美】 東海村で臨界事故を起こしたジェー・シー・オーはウラン溶液をバケツですくったりし、ずさんな作業をしていた。副知事は「決められたようにやっていれば、事故は起きていなかった」と言う。 しかし、青森県内にはそのような施設はないそうだ。 県では、もしも県内でこのような事故が起きた場合、現地対策本部をつくり、放射線を測定するとともに、テレビ、ラジオ、無線などを使い、住民に情報を伝え、一定の量以上の放射線を浴びる恐れがある場合には、住民を安全な場所に避難させる、といった対応の仕方をする−と副知事は話している。 ※写真は山口副知事(左)に取材する安藤有香記者(中)、と佐藤裕美記者(右)
【青森市浪館小五年・鈴木菜央】 六ケ所村の核燃料サイクル施設の安全性などについて、日本原燃株式会社(青森市)を訪問し、立地広報部の川内豊さんと宮崎綾嗣さんに話を聞いた。−大地震が起きたとき、再処理施設の水そうにヒビが入ったりしないのか。 「地質、地盤がかたく、地中深くまで鉄骨を入れ、構造的に十分な強さをもたせているので大丈夫」 「安全対策の第一は、異常を起こさないための設計・設備といろいろな点検・検査。第二は異常が起こっても事故を大きくしないために、早期検知システムや自動停止装置が働くこと。第三は、事故が起こっても周辺に影響を与えないよう施設内の気圧を低くし閉じ込める機能があることだ」 −原子力発電は何カ所にもあるのに、再処理工場はなぜ六ケ所村だけに造ったのか。各発電所で再処理すればいいのではないか。 「再処理のためには大きな施設や高度な技術を持った大勢の技術者が必要だ。また広大な土地や強い岩盤、近くには港も必要になってくる。日本中を探してもこれらの条件を満たす所は少なく、技術者も多くはいない。だから、一カ所に処理工場を造ったほうが効率的・経済的だ」 −低レベル放射性廃棄物の液もれしたドラム缶はその後どうなるのか。 「元の原子力発電所へ送り返し、原因を確認し、新しいドラム缶に入れるなど再こんぽうすることになっている。六ケ所村の貯蔵施設では安全なものしか受けとらない」 ※写真は安全性について説明する日本原燃の川内さん(左)と宮崎さん
【むつ市苫生小六年・川森恒太】 青森県の現職市長でで一番長く務めている杉山粛むつ市長に一月十三日、市役所の会議室でインタビューし、若いころの話や、むつ市をどんな市にしたいかなどを聞いた。−小学生のころ何になりたかったか。 「終戦で世の中がめまぐるしく変化していたので、何になりたいか決まっていなかった」 −どんな若者だったか。 「ごく普通の若者だったが、労働組合運動をしていて働く人の気持ちを理解できた」 −なぜ市長になろうと思ったのか。 「昭和四十年、銀行に勤めている時に父親が死に、周りの人に推されて市議会議員になった。県議会議員など議員生活を十八年務めた。『原子力船むつ』の実験航海をするかしないかで市民が迷った時、私は実験航海をするべきだと考え、市長選に立候補した」 −これから子供のための施設を造る予定はあるか。 「娯楽だけの施設はむつ市では造れない。東京ディズニーランドなどは民間会社でやるものだが、人口が少ない地域では経営が難しい。これまで市として児童公園を増やしたり、小中学校を整備してきた」 「今年の四月に図書館が開館する。五万人規模の市としてはすごく立派なもので、子供のための図書室や、話し合いができる施設、スクリーンのついた映画館のような部屋もある。本を借りたことを登録しないでゲートをくぐろうとすると『カウンターにお帰りください』と呼びかけて、勝手に持ち出しできないようになっている」 「平屋建てだが、なぜかというと体に障害を持った人やお年寄りのためで、かなりの面積にした。このように子供たちがいろいろな使い方をして楽しむような施設を造っている」 −これからむつ市をどんな市にしていきたいか。 「青森県がスポーツ立県宣言をしたが、それは市町村が協力しなければ実現できない。青森県は陸上競技のスポーツ人口が多く、小学生から大人まで八千人いる。むつ市には第二種公認の競技場がある。私は県の陸上競技協会の会長だが、陸上はすべてのスポーツの基本だ。優れた選手を育てるにはきちんとトレーニングできる施設が必要だ。小体連、中体連が盛んになり、下北地区のブラスバンド部が一緒になって演奏し音楽まで盛んになった。このように心と体がしっかりした子供たちを育成していきたい」 「これからウエルネスパーク(健康のための公園)や克雪ドーム、体育館、室内プールを計画しており、これらをひとつひとつつくっていこうと思っている」 −子供たちに望むことは。 「とにかく健康ですこやかに育ってほしい」 ※写真はインタビューを受ける杉山むつ市長(左)=むつ市役所
【名川町名久井小六年・小萩沢聡】 昨年十月二十七日から二十八日にかけて、県内をおそった大雨で名川町は水害をうけた。この災害について工藤祐直町長に話を聞いた。「馬淵川、如来堂川は蛇行しており整備が進んでいないため、大雨で川がはんらんした。木の伐採なども原因になっているかもしれない」 −浸水した家の数と被害をうけた人数は? 「床上浸水は二十九世帯、床下浸水は七十四世帯。被害者は約三百人だった」 −被害額は? 「約二十五億円です」 −復旧状態は? 「国からの審査がまだ終わっていないので、作業にとりかかっていない。一月末から二月ころには着工したい」 被害にあった田んぼには、刈り取られなかった稲がまだ横たわっていた。 ※写真は水びたしになった名川町剣吉踏切付近
【五戸町五戸小六年・小村圭介】 ぼくたちが住んでいる五戸町だが、いがいと知らないことが多い。今回、五戸町の政治と産業について五戸町長の三浦正名さん、五戸商工会長の金沢五郎さんにインタビューした。五戸町のよいところについて聞くと「ひばり野運動公園、五戸ドーム、図書館、公民館など県内でも有数のスポーツ施設と文化施設がある」という答え。また、環境豊かで平和な町であること、他に大きな産業はないが、ナガイモ発祥の地で、全国に出荷したり、馬肉、菊駒、なんばんみそなど名産品がたくさんあり、それぞれの特徴を生かした産業を行っていることなどがある。 逆に五戸町の問題点は、年々人口が減っていること。特に若い人が減っており、出稼ぎ者も多く、町全体の活気がなくなることが心配という。また、町内に大型店がなく、他の市や町へ買い物客が流れることや農業の活気がなくなってきたことも問題だ。 二〇〇〇年の目標については、町長は「町民が住みよい町、心豊かな町に」と力強く語った。そのために道路や下水道の整備が必要だという。新幹線が開通すると五戸町は八戸から十和田湖観光に向かう最短ルート上にあるので、その効果を最大限に生かし、町に活気が出るようにしたいと語った。 また、施設をフルに活用できるようソフト面を充実させ、人材育成が大事であると力説。それに対し商工会長は「五戸町の特徴を生かした産業、この店が必ずあってほしい」というような経営をしていけばよいと語った。 二人がともに言っていたのは「人々が安心して住める町づくりをしたい」ということだった。 ※写真は五戸町役場で小村記者の質問に答える三浦町長(右)
【七戸町倉岡小五年・瀬川由一朗】 七戸町の福士町長の自宅を訪問、今年の抱負を聞いた。町長は「長年の町民のひがんである新幹線の一年でも早い完成を目指し、全力をつくすことを一番の目標にがんばりたい」と語った。次に「福祉の里づくりのきょてんとなる福祉センターを完成させ、みんなが助け合い明るく安心して住める町をつくりたい」と話し、三番目に「充実した教育を行うために、町内を中学校一校、小学校二校にさいへんしたい」と語ってくれた。最後に「七戸町にあるじゅれい約八百年の大イチョウも、こども新聞で紹介したらどうか」と話してくれた。
※写真は瀬川記者の質問に答える福士七戸町長(左)
【むつ市第一田名部小五年・高石卓哉】 むつ市の県議会議員・越前陽悦さんに(1)県をより発展させるためにどのように考えているか(2)どうしてこのような仕事を選んだか(3)市議会議員を二十年もやっていたが県議会議員になってみての違い(4)議員活動を続けていく上で最も大事だと考えていること−の四点を聞いてみた。越前さんは「より多くの人のために役に立ちたいと思い、みんなが住みやすい青森県にしたいと考えている」という。むつ・下北をよくするためには「二〇〇三年東北新幹線八戸開業にあわせ、大湊から八戸まで新幹線接続直通快速列車の運行実現をはかることが発展につながる」と考えているそうだ。 市議会議員と県議会議員の違いは「規模や予算が、けたはずれにちがうため、仕事のやりがいがある」という。 議員活動を続ける上で最も大切なことについては、市議会時代から一貫して「福祉・医療・教育」の実現のためにがんばってきたといい、「これからもさらに充実を図るために取り組んでいきたいと考えている」と語った。 ※写真はインタビューに答える越前県議(右)
【上北町上北小六年・沼尾加奈絵】 上北町の全天候型多目的屋内運動場「ふれあいドーム上北」が一月十日、完成した。土の練習場の広さは六十五メートル×六十五メートルで県南一だ。野球、ソフトボール、ゴルフの練習やゲートボール、グラウンドゴルフに使用できる。このほかトレーニング室や会議室などがある。 このドームは、これまで冬にできなかったスポーツの練習を冬でも町民にどんどんしてほしい、という目的で造られた。 利用の申し込みは、町内の小中学校のほか、町外では七戸町、三沢市、十和田市などから野球、ソフトボール、サッカーの練習の予約が入っている。 上北町は、蛯名省吾町長が青森県ソフトボール協力会会長をつとめるなど野球やソフトボールが盛んな町だ。ドーム最初の一般利用は十二日だったが、この日も上北中と上北小のソフトボール部が練習に使い、久しぶりに土の感しょくを楽しんでいた。 ※写真は正面から見た「ふれあいドーム上北」
【上北町上北小六年・坂本奈々】 上北町が平成九年から建設を進めてきた全天候型多目的運動場「ふれあいドーム上北」が完成。一月十日、落成記念セレモニーがおこなわれた。その中で、元読売ジャイアンツのデーブ大久保さんによる野球教室が開かれ、小中学校の野球部員が、熱心に指導を受けた。 ドームの感想を大久保さんに聞いたら「全天候型ドームは、雪国にあればいい、と思っていた。それが実現したのだから、大いに利用してほしい」と話していた。また、野球部員に対しては「みんなプロ野球の選手になりたいと思っているだろうが、今のままでは百パーセント無理だから、もっともっと練習してがんばってほしい」とはげましていた。 ※写真は「ふれあいドーム上北」で行われた少年野球教室
【弘前市第三大成小五年・岩川光】 県は昨年七月、県民みんなが健康な生活を送られるように、との願いをこめてスポーツ立県宣言をした。そして今、弘前市に、三月の完成をめざし県立武道館の建設を急ピッチで進めている。武道館は、競技フロアが二千二百六十五平方メートル。観客席は固定、移動、仮設席を合わせて約五千席。相撲一面、柔道八面、剣道九面、バスケットボール二面、バレーボール二面、卓球二十台、バドミントン十面、テニス二面、体操などスポーツに幅広く利用できる。 武道館について県教委は「青森県には今まで、武道館が無かったので、これからは大きな大会が開かれると思う。どのような使い方をするか、でスポーツ振興にあたえる影響も変わってくる」と期待している。 正月気分がまだぬけない一月八日から、小雪がちらつく中、武道館の工事が再び始まった。たくさんの作業の人たちや重機、トラックが忙しそうに現場を出入りしている。 建設場所は、国道7号バイパス付近の弘前運動公園隣接地。総工費約百三十億円の大プロジェクトが形になろうとしている。 三月下旬に完成。四月中旬には開館準備と体育器具などの整理、五月上旬に開館記念式典、施設の使用が始まる。五月中旬には、こけら落とし(世界選抜相撲青森大会)など、さまざまな行事が予定されている。 弘前市の街並みにマッチした和風の建物は、武道以外のスポーツや文化事業など多目的に利用でき、シャワー室、軽食喫茶室、合宿所なども備えた総合的な施設だ。県教委スポーツ健康課によると、利用申し込みが一月上旬現在、すでに二十件以上きている、という。 日本空手協会弘前中央支部の対馬利夫師範は、武道館について「日本でも指折りの大きな建物になると思うので、空手のほかに相撲や少林寺けん法、弓道、剣道などの武道の振興に役立ってほしい。そして青森県が武道に強くなってほしい。空手の大会はもちろん、いつものけいこにも武道館を使いたい。大きい場所になれることは、大会に出たときに有効だから」と完成を心まちにしているようすだった。 ※3月末に完成予定の県立武道館の全体のすがた
【青森市堤小六年・三浦絵里】 青森市の市民図書館を訪問し、福田裕治館長から、新しくできる図書館のことなどについて聞いた。−図書館職員はどんな仕事をしているのか。 「職員は館長も合わせ十八人。仕事は、貸し出し業務のほか、全国の出版社から資料を集め図書館に置く図書を選択したり、児童室で紙しばいやクリスマスお楽しみ会、手作り絵本の講習会を開いたりしている」 −利用者の数は? 「平成十年度で約二十一万人が利用、約三十一万冊が借りられた」 −本の種類は? 「一般図書、児童図書、専門図書の三つに大きく分かれている」 −今度、新しくできる図書館は、どういう図書館になるのか。 「今の図書館の二・八倍の広さで、大きなビルの六、七、八階が図書館になる。また、今までにないCDやビデオなどの視聴覚資料の貸し出し・閲覧サービスを行う。中・高生のためのコーナーも新設される。そして大きく変わるのは、コンピューター管理をすることで図書の検索や貸し出しがスピードアップすることだ」 ※写真は新しい市民図書館が入る駅前再開発ビルの建設工事現場 |