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 10.自慢の「曳山」で歓迎/秋田港/バウハウスプロデュース室長 船川春夫さん(47)(2011.11.1)
 
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来場者にひかれながら、みちのく丸の前を練り歩く曳山=8月27日午前、秋田港

 秋田港土崎にある高さ143メートルのポートタワー・セリオン直下の秋田港岸壁に接岸したみちのく丸。船の前を「ジョイサ、ジョヤサ」の勇ましい掛け声で曳山(ひきやま)が練り歩いた。「曳山まつりは土崎のメーンイベント。とにかく曳山を出さないと」

 秋田港は土崎港から発展した港。みちのく丸寄港イベントの立案に携わることになり、地元の土崎港曳山まつりをイベントの柱に据えた。土崎生まれで土崎在住。デザイン、商品開発、イベント企画などを手掛ける会社に勤め、セリオン隣のセリオンリスタで週末開催されるおしゃれ市場「マルシェdeポート土崎」の企画も手掛けてきた。

 「みちのく丸が土崎に来るからには、自分たちで風を起こさないといけない。曳山まつりには京文化を感じる素晴らしい歴史がある」

 みちのく丸もてなしと歓迎へ熱い思いで準備に当たる。秋田を代表する祭りの竿燈(かんとう)、小学生の演舞、物産市などもそろえ、みちのく丸周辺ににぎわい空間を生み出した。

 寄港中に行われた船のライトアップに、スタッフとして立ち会った。午後9時で終了しても、見学者はなかなか帰らなかったという。「セリオンから出るかすかな光に照らされた船を眺めていた。船の構造などについて質問されるので、自分も帰れなかった」と笑う。

 「土崎で北前船を知らないという人はいない。何十年に1回ぐらいしか見ることができない船。土崎の多くの年配の方が見に行っていたようだ。自分自身も、みちのく丸に関わることができてよかったと実感している」

秋田港寄港  8月24〜27日 船内見学2000人▼25〜26日=北前船ライトアップ▼26日=入港セレモニー▼27日=曳山と竿燈のコラボレーション



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