| 2010年2月27日(土) |
用意した飼料は(1)通常の配合飼料(トウモロコシ等、3〜5%の魚粉、亜鉛などミネラル)(2)魚粉飼料(トウモロコシ等、魚粉)(3)ホタテ飼料(トウモロコシ等、3〜5%の乾燥ホタテ残渣)−の3種類で、生後3週齢目の子豚にそれぞれ給餌し、子豚出荷の目安となる11週齢目の体重と、肥育出荷の基準体重である110キロに育つまでの日数を比較した。 この結果、11週齢目までの子豚の1日当たり増体重は、ホタテ飼料が0.44キロで最も多く、通常飼料の0.42キロ、魚粉飼料の0.32キロを上回った。体重110キロに達するまでに要した日数は、ホタテ飼料が171日目で、通常飼料はそれより2.3日、魚粉飼料は16.7日遅れた。 また、魚粉飼料で飼育した豚の血中ミネラル(亜鉛)濃度は、ホタテ飼料で育てた豚に比べて28〜52%も低かった。ホタテ残渣には、ミネラル分が豊富に含まれているため、通常飼料のようにミネラル分を添加しなくても優れた養豚用飼料になると考えられる。 研究の結果、これまで費用をかけて廃棄してきたホタテ残渣が、養豚飼料として活用できることが分かった。現在研究を進めている、くずナガイモやリンゴ搾りかすの活用とともに、本県独自の飼料開発につなげたいと考えている。 ▽問い合わせ先=青森県産業技術センター畜産研究所研究管理員・阿部則夫(電話0175-64-2231、eメール=norio_abe@aomori-itc.or.jp) ※「@」を半角にしてください |