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少量の袋詰め食品に/レンジで加熱殺菌/県産業技術センター農産物加工研究所 |
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| レンジで加熱した食品(右)と非加熱の食品を8日間保存したパック(左)の比較。非加熱のパックは殺菌が不十分で膨張した |
産直施設の定番商品である漬物や総菜などの袋詰め食品は、加熱殺菌して微生物の働きを抑えると日持ちが良くなる。一方、食品を加熱すると保存性は向上するが、味や食感を損なうことがあり、加熱殺菌の温度や時間は、日持ちと品質が折り合う範囲で食品の種類ごとに決められている。
加熱殺菌は、一般に袋詰めした食品を熱湯につけて行うが、ガスこんろでは温度管理が難しく、専用の殺菌装置が必要だ。しかし、専用装置は大量生産向けで高価なことから、少量の加工食品づくりでは手軽に使えない。
そこで農産物加工研究所は、電子レンジを利用し、安全、簡便に袋詰め食品を加熱殺菌できる補助器具を考案した(実用新案登録第3141764号)。電子レンジは身近な加熱装置であり、食品の種類と量が一定であれば、調理時間を設定するだけで正確に目的温度に加熱できる利点がある。
しかし、密封した袋詰め食品を電子レンジで加熱すると、袋が膨張、破裂して中身が飛び散ってやけどをすることもある。研究所で考案した器具は、密封前の袋詰め食品をセットし、電子レンジで加熱しても袋の中身が噴き出さず殺菌でき、さらに、加熱後も器具にセットしたままの状態で密封できる。この器具は市販の密閉容器に手を加えるだけでも製作できるが、誤用によるやけどもある。危険を避けるため、関心がある方は直接、問い合わせ先に連絡いただきたい。
▽問い合わせ先=青森県産業技術センター農産物加工研究所研究開発部長・山崎賀久(電話0176-53-1315、eメール=yoshihisa-yamazaki@aomori-itc.or.jp)※「@」を半角にしてください
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