2009年6月6日(土) 東奥日報  

あおもり注目技術・研究

■ 海峡サーモンちゃんちゃん焼/電子レンジで手軽に/地方独立行政法人 下北ブランド研究所

「ちゃんちゃん焼」のパッケージ(左)と盛り付け例
 最近の魚食離れの背景に「魚をさばけない」「調理が面倒」などの理由が挙がっている。そこで当研究所は、むつ市大畑地区で「海峡サーモン」を養殖する北彩漁業生産組合と共同で、電子レンジだけで調理できる「海峡サーモンちゃんちゃん焼」を開発した。

 ちゃんちゃん焼きは、サケや野菜に味噌(みそ)だれをかけて鉄板で焼く漁師料理で、県内では深浦町の名物としても知られる。

 電子レンジの加熱だけで本格的な風味を出すため、まず主材料の海峡サーモンを、野菜とよくなじむように薄くスライスした。野菜は、地元産のキャベツをはじめ、国産のニンジンやタマネギなどをふんだんに使った。

 さらに食感や外観に配慮した分量や切り方、ボイル方法を工夫。特製の味噌だれは、白味噌と赤味噌の割合を検討し、みりんや酒を加えて最適と思われる味付けに仕上げた。

 これらの材料を耐熱性パックに真空包装し冷凍品として商品化。北彩漁業生産組合が2007年から「海峡サーモンちゃんちゃん焼」として、インターネットで販売している。

 下北の新たな地場産品として注目される海峡サーモンが、ちゃんちゃん焼きで手軽に味わうことができることから、特に、お歳暮商品として好評を得ている。28日に大畑漁港で開かれる恒例の「大畑海峡サーモン祭り」でも販売する予定だ。

 今後も地域の関係機関と一体となり、時代のニーズに合った加工品開発に取り組んでいくこととしている。

 ▽問い合わせ先=地方独立行政法人下北ブランド研究所研究員・大澤幸樹(電話0175-34-2188、eメール=koki_oosawa@aomori-itc.or.jp)

※「@」を半角にして下さい。


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