2008年8月25日(月) 東奥日報  

本紙記者・秀ちゃんの北京日記

■ 「感動」詰まった宝物

 17日間のスポーツの祭典が閉幕を迎えた。県勢の活躍を中心に取材してきた記者にも、数々のプレー、喜び、悔しさを思い返す時期が来た。長かったが、寂しさも感じる。

 閉会式を見て「後は日本に帰るだけ」とはいかない。プレスセンター内の仕事場の撤収が残っていた。パソコン2台(うち1台はソフトボール会場で破損)、ケーブル類、カメラ、レンズ、充電器、選手の資料…などなど、乱雑に散らかった机を片付けていると、取材ノートに目が行った。

 北京で使ったノートはちょうど3冊。半分に折ってポケットに入れたり、バッグの中で押しつぶされたりで、3冊ともヨレヨレ。大勢の記者でごった返す取材区域で、選手の声を何とか書き漏らさないようにと、どのページも乱筆というか殴り書きというか…。自分でも読めないし、どの競技のどの選手の言葉なのか判別できないもの、雨でにじんだ字も。

 苦笑いするしかないが、どのページも、めくるたびに当時の熱気や感動、選手の表情がありありとよみがえる。かけがえのない宝物になりそうだ。では北京から「再見!」 =終わり=

(本社・山口秀一郎)





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