全国上位が多い青森県の農水産物

 青森県の「ピカイチデータ100!」(2013)によると、収穫量で全国上位に入っている農水産物がかなり多いのに驚かされる。少し紹介してみよう。

 まずは農産物から。1位はみなさんご存じの通りリンゴで約45万トン、2位長野県の2.7倍。ニンニクは約1万4千トン」で、2位の香川県700トンのなんと約20倍と圧倒。ゴボウは約5万6千トンで、2位茨城県の約2倍以上。このほか、1位はアンズ、カシスなどのフサスグリ。

 2位はというと、ナガイモ約5万9千トンで、1位は北海道6万3千トン。差は4千トンほどでそう大きくはない。このほか2位はナタネ、クルミ、マルメロ。3位はというと、ダイコン約12万トンで、1位は北海道約17万トン。このほかカブがあり、近年は野辺地町の葉付きコカブが人気だ。4位はニンジン約4万1千トンで深浦町の冬越しの雪ニンジンが知られている。このほか西洋ナシ、プルーン、ネクタリンとなる。

 次は水産物。1位はシジミ約3700トンで、津軽地方の十三湖、南部地方の小川原湖で水揚げ。2位は宍道湖がある島根県約2400トン。このほか1位はシラウオ、ワカサギ、コイ。2位はというと、品目が多くて収穫量順にイカ類約6万5千トン、ホタテガイ約3万2千トン、以下スケトウダラ類、コンブ類、ヒラメ、ウニ類。3位はタラ類の約8200トンとなる。

 収穫量の多さを含めて全体をざっと見ると、リンゴ、ニンニク、ゴボウ、ナガイモ、カブ、ニンジン、シジミ、イカ類、ホタテガイ、ヒラメが健闘しているようである。

 もちろん、コメの収穫量も多い。30万トン前後あり、品種では、食味のよい「まっしぐら」「つがるロマン」がほとんど。安全安心なコメづくりを推進している。畜産では、特産地鶏の「青森シャモロック」に注力。おいしくて、歯ごたえのある鶏肉であり、東京都内のレストランや焼き鳥店で人気を博している。2012年度で8万羽弱生産。このほか、乳牛、八甲田牛や倉石牛などの肉用牛、豚、採卵鳥、ブロイラーも数多く生産している。

 こうした、おいしくて安全安心の食の素材が全国海外に出荷され、あるいは、地場で観光客らに提供され、日本の食を大きく支えているのである。読者よ、ぜひ味わってほしい。

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