青函一体となって泳ぎ続ける津軽海峡マグロ女子会

 「地域と地域がつながり一体となって攻めていくしかない」。津軽海峡マグロ女子会の道南側リーダーである松前町の杉本夏子さんは真剣だ。こちらは道南側だ、向こうは青森側だと言っている場合ではなく、津軽海峡圏すなわち青函エリアとして、古里の生き残りをかけているのだ。青森側のリーダーは大間町のまちおこしゲリラ集団「あおぞら組」の島康子さん。女子会発足は2014年3月のことだ。

 互いの地域を訪ねて、まだ知られていない魅力を発信する着地型ツアーを企画し実行。知内町なら知内町の「マグ女=マグジョ」がツアーを企画するというように、毎回現地のメンバーが中心になって動く。メンバーは約50人で職業もさまざま。杉本さんは温泉旅館「矢野」の若女将だ。

 「地方再生というが、どんどん人口が減り高齢化していて、むしろ消滅の危機。しかし、地域がつながることで、いいことがたくさんある。残していかなければならないものを、ちゃんと残していけるような気がする。どこにもない祭りのカレンダーも作りたい」。そして、「地域に根差して生まれてきて、誇りを持って子育てしていける古里をつくりたい」と杉本さん。行政の支援は受けずに活動。たくましく力強い女性集団である。

 津軽海峡のマグロは、道南側は松前マグロに戸井マグロ、青森側は大間マグロに海峡マグロなどとあるが、同じ海峡を泳ぐマグロであり一体なのだ。女子会のビジョンは「地元愛にあふれたギラギラ輝く女の力で、この津軽海峡圏をギラギラ輝かせる、夜景のように」。「マグロオンナではありません、泳ぎ続けるマグジョです」と杉本さん。みなさん素敵な笑顔で泳ぎ続けています!

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