![]() |
![]() |
| 今年12月に新幹線が青森まで開通します。全国から視線が集まる青森県。これを機会に県内各地の良いところを10回のシリーズでさまざまな方からPRしてもらいました。 |
■第1回 下北編 〜海と生きる
ぬいどう食堂です。下北の仏ケ浦に来たらどうぞ寄ってください。待ってます−。小ちゃな村だからさ、ここまで来てくれるお客さんに、高いものより、美味しくて安いもの食べてもらって、いっぱい、いっぱいきてもらって、この村をにぎやかにすることが一番の夢ですね。 ◇ 食堂は4月から11月半ばまで営業。福浦のウニ漁は4月〜8月末。この時期、朝3時半には起きて一斉に前浜に出漁。戻ってきたら良子さんは殻むきに専念、漁師の夫清春さん(67)は刺し網漁に出る。 「午前中に漁から戻った旦那と食堂に帰ってきたら、もうお客さんの車が2−3台は待ってるの。ご飯食べるひまもないときもある」 ネットを通じ全国に評判が伝わったのは、まず量と安さ。ウニ丼のウニは白いご飯が見えないほど敷きつめられ、刺身、焼き魚、佃煮、味噌汁などがついて1500円。イクラ、アワビ、イカが彩る歌舞伎丼は同じおかずが付き1000円だ。
福浦も他地域同様年々過疎化は進む。「高齢者も多く、介護や世話が心配」と言う。「でもね、村には長男が後継者として残っているから、案外若い人は多い。漁業の後継者はいるんだけど、お嫁さんがね…」 もっと人が福浦に集まってほしい。その起爆剤に東北新幹線開業を期待する。「これからも毎日、お客さんが来るのを楽しみに頑張っていきたい。お客さんひとりひとりが大事だね。来てくれたことに感謝して心を込めて料理をつくりたい」 客が来ると店の外に出てあいさつし、帰るときも店の外まで送り「気をつけてお帰り下さい」と頭を下げる。それは店を始めたときから続けている。混んでできないと「すまないなあ」とどうしても気に掛かる。そのまごころが客にも届いている。 ▽取材余話 「いやあ『福浦にかさまい』って言おうとしたのに出ないわあ、ハハハ」と動画撮影後、豪快に笑い飛ばす。青森市浪岡から嫁いだ津軽っ子。この地で店を始めて40年。最初はラーメンの小さな店。当初は蒸しウニしか食べる習慣がなく、客に教えられ生ウニ丼を始めた。「父さんから、これからは漁師だけではだめだと言われて始めたの」。感謝の気持ちを常に忘れない。
|
||||||||||||||||
| ※動画再生にはAdobe Flash Playerが必要です。 こちらから最新版をダウンロードしてください。 |