| 2010年3月21日(日) |
函館スチールセンターは、金属加工のニホンケミカル(広島)と鋼材商社のメタルワン(東京)が共同出資した。資本金は5千万円で出資比率はニホンケミカルが60%、メタルワンが40%。約8億円をかけ、鉄骨造り平屋建て2500平方メートルの工場などを整備した。 工場は金属表面処理の自動塗装ラインやクレーンによる荷役機能を備え、最大で月間1万トンの鋼材を扱う。役員を除く12人の従業員は現地採用した。初年度の売り上げ目標は4億円。 主要顧客は函館どつく。函館どつくはこれまで、主に新日本製鉄君津製鉄所(千葉)から加工済みの鋼板を仕入れていたが、輸送に時間がかかり、品質の劣化が免れなかった。 函館スチールセンターは、君津製鉄所から仕入れた加工前の鋼材を敷地内の岸壁で荷揚げして加工する。 すぐに供給できるため、函館どつくは高品質の鋼板を確保でき、物流面での効率も高まる。 函館どつく以外の道内、東北の造船、橋梁(きょうりょう)メーカーなどにも取引先を広げ、物流拠点としても一役を担いたいとしている。村上社長は「地域の期待に応える結果を出したい」と意気込んでいる。(小森美香) (北海道新聞提供) |
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