東奥日報社の本

貧困・差別に耐え、三味線ひと筋流浪の半生

魂の音色 評伝高橋竹山

魂の音色

 1998年に亡くなった津軽三味線の名匠・初代高橋竹山の波乱に満ちた87年の生涯をつづった東奥日報夕刊の長期連載に大幅加筆し単行本化した。
 貧困や盲目ゆえの差別に耐え、門(かど)付け芸にすぎなかった津軽三味線を芸術の域まで高め、生活の真実から発せられる“音”で日本人の心を震わせた竹山。その姿を全国の弟子や労音関係者らの証言、多数の資料に基づいてたどり、竹山の人間像や三味線人生を鮮やかに描き出した。


第1章 命綱 第5章 ジァン・ジァン
第2章 差別 第6章 唄の心
第3章 黄金コンビ 第7章 沖縄
第4章 竹山旋風 第8章 執着


 映画「竹山ひとり旅」でメガホンを取った日本映画界の重鎮・新藤兼人監督からいただいた寄稿文や竹山の足跡をたどる詳細な年譜も掲載した。竹山ファンのみならずとも、読みごたえのある一冊である。


晩年まで常に傍らに置いていた愛用の三味線
 
蔦沼のほとりで愛用の横笛を吹く
カラー40枚を含む120枚以上の
貴重な写真も掲載!!


東奥日報社
A5判 340頁 上製本 ハードカバー
定 価 :
本体2,730円(税込み) (送料210円)