とうおう旅くらぶ
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2012年1月

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褐色の大地 ナイルの恵み エジプト周遊の旅⑤

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皆様 こんにちは

ルクソールからさらに南下しますと、エジプトの南端の町、アブシンベルに到着します。
アブシンベルと言えば、ラムセス2世の夢の跡、アブシンベル神殿。

2009年現在、文化遺産689、自然遺産176、複合遺産25、合計890のユネスコ世界遺産がありますが、世界遺産という世界共通の概念を作るきっかけとなったのが、このアブシンベル宮殿でした。
19世紀になり、イタリア人ベルツォーニによって発見され、発掘されるのですが、1954年当時のエジプト首相のアスワンハイダム計画により、水没の危機に瀕します。

そこで、ユネスコにより遺跡救済計画が立ち上がり、世界中の英知を結集し、1963年から5年の歳月をかけて、神殿を1036個のブロックに切り出し、約60m上方の丘の上へ移築させることに成功したのです。

ラムセス2世の4体の巨像に圧倒される神殿は、高さ約33メートル、幅約38メートル、そして奥行が約63メートルという巨大な宮殿です。

さらに、この神殿の一番奥に、太陽神ラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、王の守護神アメン・ラー、そして宇宙の創造神プタハの4体の神像があります。
この場所は神殿の奥にあるにもかかわらず、年に2度、ラムセス2世の誕生日である2月22日と彼の治世30年の祝典の日10月22日、地平線から昇った朝日が神々を照らします。

先人の英知にただただ驚嘆するばかりです。

神殿正面にも4体のラムセス2世の像がありますね。
左から2番目の上半身部分が崩れています。移築の際に修復することもできたそうなのですが、あえて現状の通りに移築したそうです。

4体のラムセス2世の顔を比べると、全く同じ顔ではありません。
左から20代、40代、60代、80代のラムセス2世の顔だそうですが、比べてみましょう。

→左・20代 

中央左は崩れています。

→中央右・60代

→右・80代 

では、神殿を背にナセル湖から昇る朝日をご覧ください。

アブシンベル神殿と愛妻ネフェルタリのために築かれた小神殿が朝日に照らされています。

  

アブシンベルでは音と光のショーを毎晩開催しております。
ライトアップされたアブシンベル神殿と小神殿もご覧ください。

  

次回は、カイロの町をご紹介しましょう。                     (あ)


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