皆様 こんにちは
烏鎮の夜景はいかがでしたでしょうか?
夜景の写真をとるのは難しいですね。
私の使っているデジタルカメラでは「夜景モード」というのがありまして、それにするとうまく撮れるらしいのですが...撮れない。
どうしたものかしら?と思い、ハートマークの「かんたん楽々モード」で撮ると、あら不思議、夜景もバッチリ撮れました。
カメラもどんどん進化し、説明書を読んで、使いこなすのに一苦労です。いつも思うのですが取扱説明書ってどうしてあんなに難しいのでしょうね。
では今日は蘇州をご案内しましょう。
蘇州といえば「水の都」「東洋のベニス」と呼ばれており、日本では「蘇州夜曲」で知られています。
私は個人的にこの「蘇州夜曲」が大好きで、バスの中でときどき歌っています。今回も下手なのはマイクのせいにして、移動中に歌ってしまいました。
蘇州は白壁と黒瓦の家々の間を縫うように水路が走っています。
街の歴史は紀元前514年に始まるということですから、なんと2500年以上の歴史があり、発展を続けた街となっております。
また、蘇州といえばシルク、そしてそれによって財をなした富豪たちの造った江南式庭園の数々。これら多くの江南式庭園のうち9か所がユネスコの世界文化遺産となっております。
では江南式庭園の一つ、拙政園をご紹介します。

この庭園は16世紀の初頭、政府高官を失脚した王献臣が賄賂で造られたという噂から「拙者之為政」つまり「拙いもの(卑怯なもの)が政治を行う」という詩が詠まれ、それで拙政園と呼ばれるようになったといわれています。
敷地は約5ヘクタールと広大で、水をテーマに造られています。

透かし窓の模様はすべて違っており、この窓から眺める景観には趣があります。

春夏秋冬、天気が良くても、雨が降っても楽しめるように設計されています。

次は虎丘に行きましょう。
「東洋の斜塔」がそびえる呉王・闔閭(こうりょ)が眠る丘です。葬儀の3日後に墓の上に白い虎がうずくまっていたというところから、この名がついたそうです。

写真の中央に塔が見えています。
この塔は961年に創建された雲巌寺の塔で蘇州最古の塔です。
地盤沈下により3.5度傾いています。
そして「楓橋夜泊」の漢詩と除夜の鐘で有名な寒山寺です。

除夜の鐘の音を聴くと、10歳若返るそうですよ。

それでは有名な漢詩「楓橋夜泊」 をご紹介しましょう。
「楓橋夜泊」 張継
月落烏啼霜満天
江楓漁火対愁眠
姑蘇城外寒山寺
夜半鐘声到客船
月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓 漁火 愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声 客船に到る
この詩はとても奥が深いそうで、ひとつひとつの言葉に意味があるそうです。例えば第一句では「月落」と書いていますが、これは「夜になった」という意味の他に「試験に落ちた」ということも暗に示しているそうです。実は、作者・張継が官吏試験に落ち、その帰路、失意のうちに詠んだ詩だそうです。「烏啼」は「からすが鳴いている」ことなのですが、カラスは日本でもあまりいいイメージの鳥ではありませんよね。「霜満天」は「霜が空いっぱいに広がってきた」ということなのですが、「霜が空いっぱいに広がる」と前がよく見えない、つまり、未来が見えない...という事を詠んでいるそうです。
もちろんさまざまな解釈があると思いますが、今日はガイドの金永振さんが、上記のように説明してくれました。

ちなみに東奥日報社観光部の筋向いにあります中華料理屋さんでも、この「楓橋夜泊」の詩を飾っていますので、時々見に行きます。
次回は万博の準備が急ピッチで進んでおります上海をご紹介します。 (あ)





















































