オリンピックが終わり、帰国しました。
チームを支えてくださった多くの方、温かい応援・声援をくださった方、
カーリングを取り上げてくださった各メディアの方・・・
たくさんの方々に、伝えきれないほどの感謝の気持ちと、
自分たちの実力を出せず、結果を残せなかった申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あまりの不甲斐ない結果に、どんな顔で帰ってきたら良いのか分かりませんでした。
申し訳ない、不甲斐ない、悔しい、申し訳ない・・・
そんな思いだけを胸に帰国してしまいました。
成田に着いた時、拍手や歓声が自分たちに向けられていると気が付きませんでした。
しかし青森に着いた時、多くの方が私たちの到着を待っていてくださり、
温かい笑顔と温かい拍手、そして温かい言葉で迎えてくださいました。
その時、ずっとずっと張り詰めていた思いがあふれ
感謝の気持ちと安堵感、更なる悔しさが混じった
何ともいえない感情でいっぱいになりました。
私は20歳の時、
「カーリングを多くの人に知ってもらいたい。カーリングをメジャーなスポーツにしたい。
そのためには自分が世界でメダルを獲るしかない」
そう思って本気で世界を目指そうと決めました。
それがトリノオリンピックでカーリングが脚光を浴び、
「先を越された」という思いと、「この火を絶やしてはならない」
という思いで4年間、過ごしてきました。
トリノオリンピックでカーリングに興味を持ってもらえたから、
バンクーバーオリンピックではカーリングの本当のおもしろさと魅力を
試合を通して伝えたかった。
それができなかったから悔しい思いでいっぱいになり、
応援してくださったみなさんに結果でお返しできなくて申し訳ない気持ち、
そして自分たちの力を出せなかった不甲斐なさ。
それが残ってしまいました。
青森空港での温かい迎え。
皆さんからの、たくさんのコメント。
両親、親戚、友人、知人からのメール。
それらに救われて、今、強い気持ちで全日本選手権に向かう自分がいます。
中でも
「カーリングっておもしろい」
「感動した」
「頑張っている姿を見て、自分も頑張ろうと思った」
「元気をもらった」
そんな言葉が、すごく、すごく嬉しかった。
トリノオリンピックでの荒川さんの演技。
それを見た私は感動のあまり涙を流しました。
「人に感動を与えられる選手になりたい」
その思いを胸に、カーリングと向き合ってきました。
皆さんからの温かい言葉に
「こんな私でも少しは感動やパワーを与えられたのかな」
と大きな喜びを感じています。
オリンピック
そこから得たものは
「不甲斐ない」、「悔しい」、「申し訳ない」という絶対に忘れてはならない気持ち。
数多く見えた課題。
そして、人に元気や感動を与えられる喜び。
いちばんカーリングをアピールできる場所で結果を出せなかったけれど、
どうか皆さん、
今後もカーリングに興味を持っていただき、
競技にふれてみてください!
一人でも多くの人にカーリングを知ってもらい、
一人でも多くの人にカーリングを体験してもらいたい。
それが私の願いです。
あす日本選手権へ出発します。
今は気持ちを100%切り替えて、強い闘志を持った自分がいます。
「やっぱりこのチームが日本代表だ」と思っていただけるように
チーム一丸となって、しっかりと戦ってきます。
最後に、応援してくださったすべての方へ。
本当にありがとうございました!!



















