2001年1月29日(月) 東奥こども新聞 第4号 特集




■ 巨人・根市選手に聞きました

写真 【名川町名久井小五年・千葉咲】  プロ野球の読売ジャイアンツに入団した名川町出身の根市寛貴選手(光星出)のげきれい会が一月八日、同町の中央公民館でひらかれた。会場で、根市選手に話を聞いてみた。

 「野球をしていた兄のえいきょうで野球を始め、小学校のころからの夢はプロ野球選手。好きな球団は広島東洋カープでした」とのこと。

 夢をかなえた根市選手に、プロ野球選手になれると思ったのはいつごろ?と聞いてみると「去年の夏の甲子園大会、光星がベスト4入りを決めた樟南戦のピッチングで。自分は肩に自身があるので、これをセールスポイントにがんばっていきたい」という。

 根市選手の母校名久井小学校では、根市選手の話題でもちきり。プロ野球選手になりたいという男子がきゅうげきに増えている。

 ちなみに根市選手の一番好きな食べ物は、リンゴやサクランボではなく、スイカとのことだった。

※写真はげきれい会の会場で千葉記者と記念写真におさまる根市選手

■ 県内1周めざすウオーキング隊

写真 【上北町上北小六年・中野良太】  歩いて青森県一周をめざし、休日ごとに歩いている上北町の小学生探検隊ポレポレウオーキング隊(中野良太隊長)は昨年、津軽半島の日本海海岸ぞいを一○三キロ歩いた。

 同隊は一九九六(平成八)年から、休日ごとにキャンプをしながら青森県一周、縦断、横断をめざして歩いてきた。ことしは深浦高校前から竜飛崎までの一○三キロを、延べ八日間で歩いた。これで、これまで延べ四十八日間歩いたことになる。青森県一周の残りは、青森市〜竜飛崎七十一キロ、野辺地町〜むつ市五十五キロ、むつ市出戸〜大間崎三十八キロの合計百六十四キロだ。まだまだたくさん歩かなければならないが、最後まであきらめないでやりとおしたい。昨年の記録は次の通り。

 ■四月二十二日

 深浦高校前を午後三時五十分にスタート。広戸橋四時三十分ゴール。歩いた距離は二キロ。行合崎キャンプ場でテントを張っていたりしたら歩く時間が短くなった。夕食のバーベキューがおいしかった。

 ■四月二十三日

 広戸橋を午前七時三十分スタート。千畳敷十一時十五分ゴール。歩いた距離は十四キロ。歩いている途中、風がとても強くぼうしがとばされそうで大変だった。でも追い風だったから歩きやすかった。

 途中、隊員のお母さんがさし入れたソーセージを食べたらおいしかった。あとからふくろを見たら賞味期限をなんと三カ月もすぎていて不安になったけど、おなかは大じょうぶだった。

 ゴールの千畳敷海岸はとても平らで広かった。でもここに本当にたたみが千畳しけるのかなあと思った。

写真  ■八月十四日

 千畳敷を午後一時五分スタート。陸奥赤石駅四時十五分ゴール。歩いた距離十三キロ。三カ月ぶりに千畳敷に来てみると千畳分の板がしいてあった。思ったよりかなりせまく期待はずれだった。

 ゴール地点からスタート地点までは、ヒッチハイクでもどる。この日は千畳敷にテントを張りキャンプをする。夕食を食べながら見た日本海にしずむ太陽がとてもきれいだった。

 ■八月十五日

 陸奥赤石駅午前七時十五分スタート。出来島海岸海水浴場午後零時十五分ゴール。歩いた距離は十五キロ。二時間ぐらい歩いて国道101号にサヨナラして七里長浜海岸に出た。十分ぐらい行くと砂浜がなくなって歩けなくなり、ズボンとシャツをぬぎ、荷物を頭の上に乗せて海の中を歩いた。深さは胸のあたりまであり、少しこわかった。

 ■八月十六日

 出来島海岸海水浴場午前八時二十五分スタート。高山いなり神社午前十一時二十分ゴール。歩いた距離十一キロ。風がなく海が静かだった。太平洋側にくらべたら砂がやわらかくて歩きにくかった。くつに何回も石や砂が入って大変だった。

 ■九月二十三日

 高山いなり神社午前十時二十五分スタート。市浦村いそ松午後二時五十五分ゴール。歩いた距離十五キロ。今日も朝から砂浜歩きで、なかなかスピードがでない。

 打ち上げられたごみの中からテニスボールが見つかった。「バットが見つかったら野球ができるのになあ」と言ったら、本当にバットが見つかり、みんなビックリした。この日は、十三湖の中ノ島ブリッジパークのケビンハウスに泊まる。

 ■十一月五日

 市浦村いそ松午前六時三十分スタート。小泊村の交流施設ポントマリ着。歩いた距離十三キロ。スタート地点が遠いので、まだ暗いうちに自宅を出発。右側にかっこいい靄山が見え、左側の遠くに権現崎が見える。良い景色だ。坂道が多くなり、とてもつかれた。雨が降ってきたので、目標をポントマリに変えた。

 ■十一月十二日

 小泊村ポントマリを午前五時四十分スタート。竜飛崎午前十時二十分ゴール。歩いた距離二十キロ。まだ真っ暗なうちに歩き始めた。三十分ぐらいしたらようやく夜が明けてきた。今日は日本海最後の歩きだ。この日をのがすと道路が冬季閉鎖になるため、どうしても歩かなければならなかった。

 七時五分、ゲートに着く。ここからいよいよ登り坂だ。歩いていくとだんだん寒くなり、雨がみぞれになり、みぞれが雪になった。一番高い所ではふぶきになって何も見えなかった。ズボンとくつがビショビショにぬれて冷たくてとてもいやだった。

 坂を下っていると遠くに竜飛崎の発電風車が小さく見えたので、少し元気が出てきた。近くに行ったら、風車はとても大きかった。ゴールの竜飛崎はとても風が強く、何かにつかまっていないと海に落ちそうでこわかった。昨年歩いた中で、この日が一番つらかった。

※写真は悪天候の中、ようやくたどり着いた、本年度のゴール竜飛岬。真ん中が中野良太隊長=2000年11月12日

■ 剣道の元朝げいこ

写真 【弘前市小沢小六年・古山和憲】  二○○一年一月一日、弘前市和徳の秀峰館で、剣道の元朝げいこがおこなわれた。

 外はもうふぶき。大人にまじって、子供剣士七人が、けいこに参加した。多くの先生を相手にけいこをした。けいこの最後に、八段の長内先生は「剣道は基本が大事です。真剣に、正しく、こつこつやることを学んでください」と話した。

※写真は剣道の元朝げいこ風景

■ 五戸で新春マラソン大会

写真 【五戸町五戸小六年・小村卓至】  五戸町の第十九回新春マラソン大会が一月二日、同町のひばり野公園を会場に開かれ、約六十五人が参加した。

 開会式で教育長が「新年をむかえ、寒さに負けないで、マイペースで走ってください」とあいさつ。また「五戸町がマラソン大会で優勝できるようになるのが夢です」とのべた。

 この日は、とてもひえていて、雪がちらつきそうな天気。二キロ、三キロ、五キロの三コースに分かれてスタートした。

 二キロでは、八戸市白銀南小五年の片桐匡浩君が優勝した。片桐君は、息をハーハーさせながら「つかれたけど気分がいい。またやりたい」と笑顔で語ってくれた。それぞれのコースで走った人は全員が完走した。

※写真は2キロコースでスタートを切る参加者たち

■ 水泳を熱心に指導する佐々木さん

写真 【青森市大野小六年・岩谷龍治】  青森県はおととし、スポーツ立県宣言をした。水泳競技の今の様子について、青森市のジャパンスイミングクラブでヘッドコーチをつとめている佐々木喜美雄さんに話を聞いてみた。

−ジャパンスイミングのコーチになったきっかけは何ですか。

 「大学時代ひざのけがをし、病院の先生に治療のいっかんとして水中運動をしてください、と言われたのがきっかけで水泳のコーチのアルバイトを始め、その後本格的にコーチの仕事を始めました」

−青森県と他県との水泳選手のちがいはありますか?

 「寒い土地のためか、水泳に対する興味が少し不足していると思います」

−速くなるための要素、またはトップスイマーとして一番強化しなければいけない点は何ですか。

 「すべてのスポーツ選手に言えることですが、自分から積極性を持つこと、目標を持つこと、そのスポーツをもっともっと好きになることです。多くの要素が必要ですが、とりあえず今言ったことは、基本として大切です」

−毎日、選手たちにコーチをしていてつかれませんか?

 「水泳も子供たちも大好きなのでつかれません」

−自分で指導した選手がオリンピックに出場して活躍したら?

 「感動と感謝の気持ちでいっぱいになり、その後どうなるかわかりません」

−その可能性は?

 「あると信じています」

 青森県でも、もっともっと水泳に取り組んでいけば、野球やサッカーのように、青森県人に感動を与えられるような水泳選手が近い将来生まれるような気がする。

 めざせ!オリンピック選手!

※写真は子供たちをコーチする佐々木喜美雄さん(右端のメガホンを持っている人)

■ 剣道の全国有力校に聞く

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江島先生
 
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原主将
【弘前市小沢小六年・古山和憲】  第九回おうよう旗中学校選抜剣道大会が一月四−六日の三日間、弘前市の武道館で行われた。

 一道十二県の百十九チームが参加。一、二日目はれん成試合、三日目はトーナメント方式で優勝を争った。優勝は男女とも佐賀県の三瀬中学校だった。男子は四連覇、女子は初優勝。全校生徒七十二人の小さな中学校ながら、大きなタイトルをつかむ男子原主将と江島先生に剣道の練習方法や大会の感想を聞いてみた。江島先生は、全国中学校剣道大会で、何度も三瀬中学校を優勝に導いている。

−ふだんはどんな練習をしているんですか。また試合が近くなるとどんな練習をしているんですか。

江島 ふだんのけい古は朝げい古四十五分、夕げい古二時間半です。切り返し、基本げい古に時間をかけています。特に基そ作りの意味で基本を大切にしています。しかも、大きな技でスピードのあるものにできるようにと、重点をおいています。試合げい古も毎日やりますが、試合直前になったらもっと多くやります。

−おうよう旗などのれん成大会のときは、どんなことに注意して試合をしているんですか。

江島 今、自分が課題としている技を出せるかどうかに重点をおいています。

−試合で苦戦したと感じるのはどんなときですか。

江島 なかなか一本にさせてもらえないときに苦戦します。それでも一本にするのが強いチームです。

−今回で四回目の出場となりますが、この大会の感想を一言お願いします。

江島 全国に剣道ファンがいることに喜びを感じます。毎回思いますが、東北、北海道のどのチームも熱心です。その気力に負けないようにしたいと思っています。

−弘前に来た印象はどうですか。

 弘前は三瀬に比べて雪が多くてとても寒いところだと思いました。昨年来たときは、雪はほとんどなかったけれど、今年はとても多くてびっくりしました。

−この大会の感想を一言お願いします。

 東北の大会では大きい大会と聞いているので、出場できて光栄です。多くの人と剣をまじえられて、とてもいい経験になると思います。

   ◇

 おうよう旗は、弘前がほこる弘前城の別名おうよう城にちなんでつけられたそうである。来年はぼくも中学生として、三瀬中学校と戦ってみたい。




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